ども、アンディです。
先日観た韓国映画「デイジー(DAISY)」が泣ける映画だったので紹介したいと思います。
主題歌の「デイジー」という歌もまた泣かせてくれましたよ。。。
特に韓流びいきなどではないですがこれは名作ですわ。
映画の後半にこの「デイジー」が流れるのですがその辺りではすでに号泣。
観るべき映画だと思いますよ~オススメ必見です。
涙なしには観られません。
切な過ぎるわい。良い映画。
そんな映画デイジーの感想とあらすじネタバレを。
2006年に公開。
監督はアンドリュー・ラウ。
主演(キャスト)はチョン・ジヒョンとチョン・ウソン。
ちなみに前回の映画記事はこちら↓
映画【ユージュアル・サスペクツ】死ぬまでには観ておくべき名作 あらすじネタバレ
デイジーあらすじネタバレ
ヘヨンとジョンウの出会い
舞台はオランダのアムステルダム。
画家の卵であるヘヨン(チョン・ジヒョン)は、祖父が営む骨董品の手伝いをしながら週末には広場に行ってはお客さんの肖像画を書いて生活するという日々を送っていた。
ヘヨンの元に毎朝決まった時間にデイジーの花が届けられていました。差出人は不明なのですが、ヘヨンはその差出人をまだ見ぬ恋人だと思うようになっていく。(理由は後ほど)
逢いたい。という気持ちが強くなっていくヘヨン。
ある日の週末、肖像画をを書いてくれと現れたのはデイジーの花を手に持ったジョンウ(イ・ソンジェ)という男であった。
彼女の客として座ったジョンウは彼女が肖像画を書いている途中に席を立ってしまう。
彼女の絵に興味がなさそうな感じだったが翌日にもジョンウが現れ、そこから段々とヘヨンと親しくなっていく。
ヘヨンはジョンウが気になりだしていた。もしかしたら彼が毎朝デイジーを送ってくれているのだろうか?と。
ジョンウと急接近
ある日、デイジーが届いた時間にドアを開けるとそこにはジョンウが立っていた。
ヘヨンは彼が毎朝デイジーの花を贈ってくれていたのだと思い、贈ってもらえるのにはある出来事があったのをヘヨンはずっと心の中に覚えていました。
個展の準備をする為にデイジーの絵を描きに山に行った時の事。
川にあった丸太の橋を渡ろうとしたヘヨンは足を滑らせて川の中に落ちてしまった。
一緒に持っていた画材を川に落としてしまって、下流に流れていってしまった。
数日経って同じ場所に行ったヘヨン。
丸太だった橋は小さな橋が造ってあり、その橋に彼女が流されてしまったと思っていた画材が置いてありました。
橋で思わず「サンキュー」と叫び、感謝の代わりにその橋に自分が書いたデイジーの絵を置いてきたヘヨン。
その日から彼女の元に毎日デイジーが贈られてきていたのです。ヘヨンはその時の人だと確信していたのでした。毎日見守ってくれているのだと。
そして、デイジーが届いた時間にジョンウが現れた事でヘヨンはジョンウこそが待ち焦がれた人だと思うようになる。
しかし、ジョンウは「デイジーの贈り主」ではなかったが、彼女の事が気になりはじめていたので否定も肯定もしなかった。
デイジーの本当の贈り主
デイジーの本当の贈り主はヘヨンが週末に行っている広場のすぐ横のアパートを借りて住んでいた。
彼の名はパクウィ(チョン・ウソン)と言った。
彼の職業は殺し屋であり、山に身を潜めていた時にヘヨンと出会い、小さな橋を架けたのも画材を川から拾って橋に置いたのもパクウィであった。
殺し屋という闇の世界で生きてきて夢も希望もない中、山でデイジーを描いていたヘヨンはまるで太陽の存在のようであり、すぐに彼女に惹かれていった。
しかし彼は殺し屋であったため、面と向かってヘヨンに会えることができずに毎朝デイジーを贈る事しかできなかった。
そんな彼はアパートの一室でヘヨンとジョンウが仲良さげで段々とお互い惹かれあっていくのを見ていることしかできなかった。
ヘヨンが喉に傷を負う
ヘヨンとお互い惹かれあっていっていたジョンウであったがそれは毎朝デイジーを贈っているのが自分だと思われているのに気がついていた。
ジョンウは良心の呵責からデイジーの花を贈っていたのは私ではないと彼女に告げる為に再び広場へと向かう。
ジョンウが広場に通った理由は、実は彼は彼はアジアとヨーロッパの麻薬ルートを捜査していたインターポール、つまり国際刑事だったのである。
麻薬密売人のアジトがこの広場周辺にあり、彼女が肖像画を書いている場所からそのアジトが見えるので張り込みがてらヘヨンのお客となっていたのであった。
そんな中、いつものように彼女の前に座り、肖像画を描いてもらっている最中にアジトに動きがあり、広場で銃撃戦が始まってしまい、彼女に流れ弾が当たってしまい喉に銃弾を受けてしまった。
そして、ヘヨンは声を失ってしまう。
そして、ジョンウは今回の失敗で本国(韓国)へ送還されることとなった。
失意のヘヨンは声も失ってしまった上に心にもポッカリと穴が空いてしまった。
パクウィとヘヨン
そんな失意のどん底にいるヘヨンをしばらく見守っていたパクウィであったが、そんな彼女を元気づけてあげたいとヘヨンの前に現れる事を決意。
もちろんデイジーを贈っている事は告げずに。
最初はヘヨンの肖像画のお客として彼女の前に現れたパクウィ。
彼女に対して優しく接するパクウィであったが、彼女の心はジョンウにあり、彼女はなかなか心を開いてくれなかった。
ヘヨンを送り迎えをしたり、食事に誘ってみるものの、相変わらずヘヨンはパクウィに対して心を開いてくれないどころか「他に好きな人がいるの」と言われてしまう。
しかし、それにも関わらず優しく接してくれるパクウィに対して徐々に心を開いていくようになるヘヨン。
オランダへ戻ってきたジョンウ
オランダへ戻ってきたジョンウはヘヨンに全ての事を告げて謝罪するつもりでヘヨンの家に向かった。
ヘヨンの家に着いた時には彼女の部屋にはパクウィが訪れていた。
ジョンウはヘヨンに謝罪して泣き崩れるヘヨン。
そしてジョンウは立ち去って行った。
ジョンウは捜査中に殺し屋組織と麻薬組織の繋がりがあることを突き止めて自ら殺し屋のターゲットになる事を志願した。
ジョンウの死
ある日、パクウィの元に黒いチューリップが届けられた。
これは殺しの依頼であった。標的の写真を見て驚くパクウィ。
標的はジョンウであった。
数日後(ヘヨンの個展当日)ジョンウが捜査中に車で待機していた時に、パクウィが現れ、車に乗せてくれと言った。
パクウィは車のBGMをクラシックにして欲しいと頼み、BGMをクラシックにかえたジョンウ。
パクウィは間近に迫っているヘヨンの個展に行って欲しいとジョンウに頼んだ。
パクウィを殺し屋だと感づいていたジョンウは「俺はヘヨンの個展に行ってくれたら2人の前から消える」というパクウィ。
車から出るパクウィとジョンウ。
その後銃撃されたジョンウは帰らぬ人となった。
ジョンウの死後
ジョンウが亡くなり、ヘヨンはより一層落ち込んでしまったが、パクウィの一生懸命な優しさで彼女の心を開こうとするものの、彼女の心は閉ざされたままであった。
そんな時に、ジョンウ殺人の捜査をしていたチャン刑事が「ジョンウはクラシックが嫌いだったのに車の中で掛かっていたBGMがクラシックだった」とヘヨンに告げた。
ヘヨンはパクウィの部屋に行った時によくパクウィがクラシックを流していたのを思い出し、パクウィを疑い始めた。
運命の人に初めて気付く
そして、ジョンウの先輩刑事であるチャン刑事が殺し屋のターゲットとなった。
ヘヨンはパクウィを疑っていたのでパクウィの家を捜索してみると、奥の部屋にターゲットの写真と拳銃があり、パクウィが犯人だと確信したと同時に驚くべき事実を知る事となった。
ジョンウ殺しの証拠を突き止めたヘヨンはパクウィに証拠を突きつけたが、ショックのあまりに気を失ってしまった。
ヘヨンが目を覚めるとそこにはパクウィの姿はなかった。
しかし、目の前に置かれていたのはヘヨンが橋においたデイジーの花の油絵と手紙が置いてあった。
「ごめんね」と始まる手紙。
橋を造ったのは自分だという事。デイジーの花を贈り続けていたのも自分だという事。自分が殺し屋だという事。
全ての事実を手紙に書いてパクウィは殺しの仕事に向かう。
仕事を終えたらヘヨンの前から姿を消すつもりでいたパクウィであった。
ヘヨンはその時に初めて運命の人がパクウィだったことに気付く。
ラスト結末
殺しのターゲットがチャン刑事だという事を突き止めていたヘヨンはチャン刑事の元に急いで向かった。
現場ではチャン刑事が殺し屋が現れるのを待っていた。
屋上ですでにチャン刑事に銃口を向けているパクウィ。
そこにチャン刑事の前にヘヨンが現れた。あのデイジーの油絵を持って。
声が出ないものの必死にパクウィに伝えようとするヘヨン。
読唇術を勉強していたパクウィに「やめて!やめて!この絵はあなたに対して書いた絵なの。あなたをずっと待っていました」と伝えると、銃のスコープ越しに見ていたパクウィは彼女の気持ちを理解してヘヨンの目の前に現れた。
パクウィが言った「ジョンウを守れなくてごめん」首を横に振るヘヨン。
そう、ジョンウはパクウィに殺されたのではなく、殺し屋の組織に殺されたのであった。
向き合うパクウィとヘヨン。
そこに殺し屋組織がパクウィを狙撃しようと銃口を向けたのに気付いたヘヨンはパクウィをかばって銃弾を受けて命を失ってしまったヘヨン。
その後、ヘヨンを殺された殺し屋の組織に復讐するために1人でアジトに乗り込んだところで物語終了。
まとめ 感想レビュー
もうね、パクウィの無慈悲な愛をヘヨンに捧げ続けるところですでに涙腺が緩んでいるのですが、デイジーを贈り続けていたのがパクウィだと解った辺りから最後までは涙が止まらない展開でした!!!
ハッピーエンドではないところがまた泣けてきますよ。
個人的にはパクウィとヘヨンが幸せになってもらいたかったなぁ。
パクウィは殺し屋だったけど足を洗ってね。
悲しすぎる結末。
最近恋をしてない人や、恋したいなぁ。または夫婦やカップルでマンネリ化しているという人達には是非観てもらいたい映画です!!!
- ストーリー性 ★★★★★
- 映像 ★★★★☆
- アクション ★★★★★
- ヒューマン ★★★★★
- 総合点 ★★★★★(4.8点)
★5つ(5点)が最高評価