ども、アンディです。
前回に引き続いて韓国の映画を観て再び号泣してしまいましたよ。
これは良い映画です。泣ける!
究極のラブストーリーなので是非見てもらいたと思い、紹介したいと思います。
切な過ぎる!!おすすめ!!
その映画は「私の頭の中の消しゴム」という2004年に公開された映画でして、韓国でも興行1位という上、なんと日本での興行成績が韓国映画で第1位という作品です。
元々日本のテレビドラマであった「Pure Soul~君が僕を忘れても~」というドラマのリメイク作品。(主演 永作博美)
韓流ドラマに全く興味がなかった私ですが、何となく人気があるわけがわかった気がしてきましたw
監督はイ・ジェハンで主演(キャスト)はチョン・ウソンとソン・イェジン。
では、あらすじを。
ちなみに前回の映画記事はこちら↓
【韓国映画】デイジー おすすめ!歌も泣ける!あらすじネタバレ
私の頭の中の消しゴム あらすじ
スジンとチョルスの出会い
不倫相手であった会社の上司である室長と駆け落ちをしようと駅で室長を待っていたスジン(ソン・イェジン)。
しかし室長は駅のホームには現れず、ショックを受けて落ち込んだスジンは近くのコンビニでコーラを買って店を出た。
しかし、コーラを買ったものの、品物を手に持たないで店を出てしまったスジンはコーラを取りにまたコンビニに入ろうとしたところにコンビニに入り口で男にぶつかってしまう。
その男はコーラを持っていたためスジンは自分のコーラをその男が持っていたのだと思い、その男からコーラを奪い、一気飲みしてさらにその男の前でゲップをして店を去る。
しかし、財布もコンビニに忘れてしまっていたスジンは財布を取りに行ったところ、レジにはスジンが買った1本のコーラが置いてあった。
男に謝罪しようと思ったスジンであったが時すでに遅し、男は去ってしまった。
しかし、数ヶ月後にスジンが受け持った仕事で派遣されてきたのがその男であった。
彼は大工でチョルス(チョン・ウソン)という男であった。
スジンはあの時に謝れなかった自分を恥ずかしく思ってチョルスから隠れて休憩中に自動販売機でコーラを買った。
コーラを飲もうとした時にチョルスが現れ、コーラを奪い一気に飲み干してスジンの前でゲップをしたのである。彼はスジンの前回の真似で返してみせたのであった。
彼はスジンの事を覚えていたのである。
その日の帰りにトラブルに遭ったスジンはチョルスに車で送ってもらい、やっと謝罪する事ができた。
スジンとチョルスが交際を始める
無口で優しく、建築士という夢に向かっているチョルスが心の中で日に日に存在が大きくなっていくスジン。
また、チョルスもスジンの真っ直ぐで純粋な人柄に惹かれ、お互いに好意を持つように。
そして、屋台で飲んでいたチョルスの前に現れたスジン。
「恋人になるまで帰らない」というスジンに対してキスをするチョルス。
こうして2人の交際が始まった。
スジンは将来チョルスと結婚したかったが、スジンは建設会社の社長令嬢であり、その建設会社の下働きの身分であったチョルスは結婚の話を遠ざけるどころか愛してるとさえ言わない。
そんな彼に業を煮やしたスジンは自分の両親をチョルスに会わせた。
もちろん自分の会社の下働きの人間と自分の娘との結婚など賛成するはずもなく、反対する父親。
チョルスが席を立とうとした時、スジンは過度のストレスで倒れてしまう。
そして、すぐに彼女を抱きかかえて病院へと運ぶチョルス。
病院で彼女が起きた時に抱き合う2人を見て、父親はチョルスを結婚相手として認めた。
幸せな結婚生活から一転
スジンの父親に認めてもらった2人は結婚してスジンは彼のためにスーツをプレゼントした。
そして夢であった建築士になったチョルス。
2人は幸せな生活を送っていた。
2人の人生は順風満帆であったにみえたが、スジンに異変が起きる。
弁当箱の両方共米が入っていておかずがなかったり、全ての事を忘れっぽくなっていた。
家への帰り道が分からなくなってしまったりする事が度々あった為に彼女は検査を受けた。
チョルスは建築士になり、新しい事務所を構えて新築の家を建てようと彼女に相談する。
そこで、チョルスの母親の話になり、チョルスの母親は刑務所暮らしで借金の背負っていたのだが、借金を返済しようと泣きながら懇願するスジンに渋々貯めていた新築用のお金を母親の返済に充てたチョルス。
落ち込んでいたチョルスだったがスジンは満面の笑みを返し、スジンに救われるチョルス。
そんな時にスジンは病院の受診日を忘れており、言動が変だった為にMRI検査を受ける。
その結果、スジンはアルツハイマー病と宣告された。
しかしスジンはチョルスに病名は言えずに隠すことにしていた。
チョルスはスジンの異変には気付いていたが、そこまで酷いとは思わずに様子を見ていたが、心配になって病院で驚愕の事実を知ることとなる。
スジンは病院の帰り道に自分がどこにいるのかわからなくなってしまい、警察に保護された。
悪化するスジンの病気
その後、バッティングセンターにいたスジンを発見したチョルス。
そしてチョルスにスジンは「私の頭の中には消しゴム」があると悲しげな笑みをみせ、チョルスに別れようと告げる。
しかし、チョルスは認めず、心の中にずっといると言い、一生彼女の面倒を見る事を決意した。
チョルスは家のあらゆるところにメモを貼り、スジンの名札を作った。
そんな日に彼女は祝い事があるから今日は早く帰ってきてねと言った。
料理をしているスジンのところへ会社の用事で元不倫相手が家に訪ねてきた。
記憶が薄れてしまっているスジンは元不倫相手とチョルスの区別がつかなくなっており、元不倫相手を家に入れてしまう。
アルツハイマー病は最近の記憶から薄れていくため、今のスジンにとっては元不倫相手の思い出の方が記憶の中にあったのである。
その後、チョルスが帰宅。混乱するスジン。
チョルスは嫉妬と怒りで元不倫相手を外に連れ出してケンカをしていたところにスジンの家族が現れる。
そんな様子を見ていたスジンの父親はスジンの面倒は自分達でみると言ったが、チョルスは彼女は自分が一生面倒をみると決意していたので聞き入れず、スジンを部屋に連れて行き、泣きながら世話をするのであった。
彼女の病気は徐々に進行してゆき、元不倫相手の名前で呼ばれてしまうチョルス。
必死で耐えるチョルス。
家を出るスジン
そんなある日、チョルスは仕事に出かけて家の中で様々なものに貼り付けられたメモを見るスジン。
彼女の記憶の中はチョルスはもういません。
しかし、メモ書きを見ていて彼の大工道具を見て触れた瞬間に彼女は全てを思い出したのです。
と同時に彼に辛い思いをさせたのも思い出してしまい、その場で号泣するスジン。
仕事が終わり、帰宅したチョルスの前にスジンの姿はなく、1通の置手紙が。
「辛い思いをさせてごめんなさい」「私が愛しているのはあなただけ」と書いてありました。打ちひしがれるチョルス。
彼女は記憶があるうちに2人で写っている写真も持って出ていきました。
そして彼女はチョルスの元には帰ってきませんでした。居所もわからぬまま。
スジンとの再会
そんな悲しい日々を過ごしていたチョルスの元に1通の手紙が届く。
差出人はスジンであった。
彼女は再び記憶が蘇った時に手紙を書いたのであった。
「私の事を忘れて」「他に良い人を見つけて下さい」「私を探さないで」という内容の手紙でしたが、チョルスはスジンを探しに行くことに。
遂に見つかったスジンは介護施設にいました。
その時はもうチョルスが誰なのかわからないスジン。
スジンと話をしているうちに涙が出てきてサングラスをかけて必死に涙をこらえるチョルス。
そんな彼女をチョルスはある場所へと連れ出した。
ラスト結末
ある場所とはスジンとチョルスが初めて会った場所。
コンビニであった。
そこには店員の格好をしたスジンの主治医、お客に扮したスジンの家族やチョルスの母親がおり、それを見たスジンは「ここは天国かしら」と呟き、再び記憶が蘇ったのである。
その後、2人で車に乗って走り出したスジンとチョルス。
チョルスは初めて彼女に「愛してる」と言った。
満面の笑みでチョルスに抱きつくスジン。
ここで物語は終了する。
まとめ 感想レビュー
いやあ、後半は涙腺緩みっぱなしでしたよ。。。
スジンがチョルスに元不倫相手の名前で呼ぶシーンでチョルスはグッ涙を我慢して返事をするところはやばかったですね~
また、スジンが大工道具をみて全てを思い出し、泣きながらチョルスに対して手紙を書くところもまたヤバかったです。。。
結局のところその後はスジンが完全に記憶を取り戻したかどうかはわかりませんが、絶妙なラストでした。
おそらくはそのまま記憶をなくすんでしょうけどそう思いたくはないですが泣
この映画をまだ観た事がないという方は是非観て下さい!!
超絶おすすめですよ!!!
- ストーリー性 ★★★★☆
- 映像 ★★★☆☆
- アクション ★★★☆☆
- ヒューマン ★★★★★
- 総合点 ★★★★☆(4.0点)
★5つ(5点)が最高評価