【インターステラー】ただのSF映画ではなかった!あらすじネタバレ感想レビュー!

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ども、アンディです。

今回の映画はSF映画のインターステラーです。

意味は星と星との移動

監督はあのクリストファー・ノーラン2014年公開。

主演(キャスト)はマシュー・マコノヒーアン・ハサウェイ出演。

この映画は色々な面ですごすぎました。

温度異常人口増加などの色んな要因によって作物は枯れ食料危機に瀕してしまった地球

頻繁に起こる砂嵐によって肺が侵され近いうちに滅亡していくであろう地球

他の惑星に移住しようという計画で飛び立つ宇宙飛行士に待っていたものは?

果たして人類を救うことはできるのか?

160分と長い映画ですが、最後まで気の抜けない展開が続き飽きずに観れましたよ。

何もかもがスケールが大きすぎてもう最高の映画の1つです。

では、あらすじとネタバレ感想を。

ちなみに前回の映画記事はこちら↓

【映画】MEMENTO(メメント) 逆再生を時系列で解説とあらすじ




インターステラー あらすじ感想考察

宇宙へと飛び立つクーパー

農夫を営んでいた元宇宙飛行士のクーパー(マシュー・マコノヒー)

度重なる砂嵐で近年は不作で悩んでいた。

ある日、クーパーの娘のマーフ(マッケンジー・フォイ)の部屋の本棚の本が勝手に落ちるという現象が起き、最初は幽霊だと思っていたがこれは何かの現象だと気付く。

その現象は重力波を利用したモールス信号であった。

その現象を調べるとある座標の位置を示している事に気付いたクーパーとマーフはその座標の場所に行くとそこは元NASAの研究所があり、惑星移住計画を研究していた。

そこで元仕事仲間のブランド教授と再会する。

ブランド教授の計画は、土星近くのワームホールを通り抜け別の銀河系にワープして人類が移住可能な星を見つけるという計画、ラザロ計画(人類移住計画)であった。

すでに12人の先駆者ワームホールを抜け別の銀河系へ飛び立っており、移住可能の可能性がある3つの惑星から地球へと信号が送られていた。

ブランド教授に計画の参加を促されたクーパーは悩んだ末に宇宙へ飛び立つ決心をした。

娘のマーフは大反対したが、「必ず戻ってくる」と約束して義父マーフと息子を託し、宇宙へ飛び立った。

3つの惑星へ向かうクーパー達

宇宙船エンデュランスに乗り宇宙へと飛び立ったチームはクーパーの他に科学者3人ロボットが2体であった。

遠い遠い宇宙への旅が始まりました。

地球へと信号が送られていた惑星は3つ

それぞれミラ博士マン博士エドマンズ博士がいるであろう惑星に向かう一行。

2年間の冬眠を経て無事にワームホールを抜けて別の銀河系の移動の成功する。

まずは一番近いミラ博士が信号を送っている水の惑星に向かったが、その惑星はブラックホール(ガルガンチュア)の近くにあり、水の惑星での滞在1時間地球では7年に値するという事で科学者の1人、ロミリーとロボットのTARSがステーションに残る事となった。

小型シャトルのレインジャーで水の惑星の到着したクーパー、アメリア(アン・ハサウェイ)、ドイルの3人とロボットのCARS

一面水に覆われており、ミラ博士はいなかった。

アメリアドイルCARSは発信源を探したが、そこには宇宙船の残骸しかなかった。

そこへ、山のような津波が押し寄せてきており、ブラックボックスの回収も諦めて星から脱出しようとしたが、ドイルは間に合わずに流されてしまった。

エンジンの水の排水に時間がかかってしまい、大幅に予定の時間をオーバーしてしまう。

なんとか水の惑星を脱出したクーパー、アメリア、CARS達であったが、地球の時間では23年が経過しており、ステーションに留まっていたロミリーはすでに壮年になっていた。

大人になったマーフ

もちろん地球にいるマーフ歳を重ねており、すでに出発する時のクーパーと同じ歳になっていた。

ブランド教授に師事しており、重力の研究に日々励んでいる科学者となっており、人類が移住可能なスペースコロニーの研究を行っていた。

しかし、重力の方程式を解かなければ人類を乗せた巨大なスペースコロニーを打ち上げることはできなかった。

そんな時に高齢のブランド博士が危篤状態に陥り、マーフに衝撃の事実を突きつけた。

重力の制御は不可能であり、人類は助からないと。

人類に希望を持たせる為にブランド教授はウソをついていたのであった。

方程式はブラックホールの中心にある特異点のデータが必要であったがそこを観測するのは不可能であった。

これではクーパーが地球に戻ってきても人類は救えない。

愕然とするマーフ。

次の惑星に向かうクーパー達

残る信号が送られている惑星はマン博士の惑星エドマンズ博士の惑星であった。

しかし、エドマンズ博士のいる惑星からの信号が途絶えてしまい、マン博士のいる惑星に向かおうと言うクーパーに対してエドマンズ博士のいる惑星に行くべきと主張するアメリア

アメリアは実はエドマンズ博士の恋人であった。

それを感じ取っていたクーパーは問い詰めてアメリアマン博士のいる惑星に行く事を了承した。

宇宙船の残りの燃料では残りの2つの惑星には行けない事を分かっていたからこそアメリアエドマンズ博士のいる惑星に行って恋人に会いたいが故の主張であった。

そして、マン博士が信号を送っている惑星に到着したクーパー達

そこは極寒の惑星であり、昼が67時間続き、夜も67時間続くという惑星であった。

その氷の惑星にはマン博士が設営したコロニーがあり、マン博士は誰かが来るまで無期限の冬眠をして待っていた。

目覚めたマン博士は氷の惑星の特性を話し始めこの惑星は移住可能だと話した。

そこでマン博士はクーパーとコロニーの地表調査のため外に出る。

しばらく歩いたところでマン博士に襲われるクーパー

実はこの惑星は人類が生存するには不可能な惑星であったが、長い間孤独であったマン博士がウソの発信を続けて迎えにきたクーパー達の宇宙船を奪って地球へ戻ろうとしていたのであった。

マン博士計画の全容を知っており、この計画の真の目的はラザロ計画(人類移住計画)ープランAーなどではなく、種の保存(冷凍受精卵)-プランB-であった。

地球の人類は救えない代わりに新たな命を移住可能な惑星で誕生させて種の保存を図るというブランド博士の計画であった。

マン博士に襲われて宇宙服を損傷して瀕死の状態であったクーパーは間一髪でアメリアに救出される。

しかし、ロミリーマン博士に仕掛けによって爆死してしまった。

レインジャーを奪う事に成功したマン博士はステーションであるエンデュランスを奪おうとしたが、ドッキングに失敗して減圧ミスでレインジャーが爆発し死亡。

別の探査船で追いかけてきたクーパー達はその後爆発の衝撃で回転しているステーションとのドッキングになんとか成功しエンデュランスを守った。

しかし、爆発でほとんどの燃料を失ってしまったのであった。

地球への帰還はもうすでに困難な状況となってしまっていたのである。

エドマンズのいる惑星へ向かう

冷凍保存されている冷凍受精卵はまだ無事であった。

ブラックホールの引力によって地球からさらに引き離されていくエンデュランス号

地球への帰還が困難となり、マーフとの再開が絶望的になったクーパーブラックホールの重力ターンを利用してエドマンズ博士のいる惑星に行き種の保存の望みをつなげる。

すでに燃料が少ないエンデュランス号にとってドッキングしている探査船は無用の長物であり、それに乗っていたクーパーは重力ターン時にエンデュランス号から切り離してしまう。

先に切り離されていたTARSと共にブラックホールの中心に落ちていくクーパー

アメリアに種の保存を託し、クーパーブラックホールの特異点の観測に望みをかけていた。

四次元空間へ辿り着くクーパー

口頭で観測データアメリアに送るクーパーであったが、次第に届かなくなり、光に向かって更に落下していくクーパー

探査船が出火した為、脱出して辿り着いた先は四次元空間であった。

その空間マーフの部屋の本棚の裏側に繋がっていたのだった。

そこでクーパーマーフがまだ子供の頃に本棚の本が落ちるという現象があったのを思い出し、それはクーパー自身が起こしていた事だとわかった。

この空間は時間を越えて過去に繋がっていたのである。

そこで、クーパーは冒頭の場面と同じ本を落とす重力波によるモールス信号で子供のマーフに「STAY(留まれ)」とメッセージを送るが、クーパーは部屋を出て行ってしまう。

叫ぶクーパーに対し、TARSから通信が入り過去の時間に干渉できる事を告げられ、大人になったマーフにかつてクーパーがマーフに贈った腕時計の秒針に重力波で特異点の観測データをモールス信号で送った。

特異点のデータだと気付くと同時にそれはクーパーが送っているのだと悟ったマーフ

父親は戻ってくる約束を果たしたのであった。時空は違えど。

その特異点のデータによってマーフは重力の方程式を解いたのであった。

その後、クーパーは気を失い、宇宙空間を漂う。

ラスト結末

目覚めたクーパーは病院のベッドの上で目覚めた。

ここは?地球か?

起き上がった時に傍にいた医者が「もう124歳なのだから無理するな」とクーパーに言った。

さらに医者が言う。「残りの酸素量があとわずかで救出された」と。

クーパーが目覚めた場所は土星近くに地球から打ち上げられた巨大スペースコロニーの中であった。

マーフ重力の方程式を解いて見事に巨大スペースコロニーの打ち上げに成功したのであった。

そして、地球で年老いた臨終間近のマーフと対面。

マーフは言った。私の最期は子供や孫達が看取ってくれる。それよりもお父さんは行く所があるだろうと。

そこはアメリアがいるエドマンズ博士が眠る惑星の事だった。

クーパーは故障していたTARSを修復してアメリアのいる星に向かった。

まとめ 感想レビュー

以上があらすじですがいかがでしたでしょうか。

監督が何年も構想を練りに練って遂に完成したこの映画は素晴らしいの一言ですよ。

相対性理論ブラックホールなどを駆使したSF映画をここまで分かりやすく表現している映画は後にも先にもこの映画だけでしょうね。

SFという枠ではなく、愛や絆なども見ていて飽きさせないですしヒューマンドラマの要素も含まれている映画。

これは歴史に残る名作だと思います。

その後の続編があれば見たいですね。

是非ご覧になってはいかがでしょうか。

  • ストーリー性   ★★★★★
  • 映像       ★★★★☆
  • アクション    ★★★★☆
  • ヒューマン    ★★★★★
  • 総合点      ★★★★★(4.8点)

★5つ(5点)が最高評価




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