ども、アンディです。
今回の映画記事は「あと1センチの恋」でございます。
二人の幼馴染の男女が勘違いで12年もの間すれちがう恋愛感情を描いた究極の切ないラブストーリーです。
ハンカチかティッシュが必須です。
号泣。
超泣ける感動映画です。
観た人は最後涙と共にほっこり笑顔になれる、そんな映画。
2014年公開のイギリス洋画で監督はクリスティアン・ディッター。
主演(キャスト)はリリー・コリンズとサム・クラフリン。
では、あらすじネタバレを。
ちなみに前回の映画記事はこちら
【映画アイランド】あらすじネタバレ感想レビュー!SF好きな人なら一度は観るべき!
あと1センチの恋 あらすじネタバレ
青春を謳歌する幼馴染
6歳の頃からの幼馴染のロージー(リリー・コリンズ)とアレックス(サム・クラフリン)は、お互いに小さい頃からの仲良しで高校生になってからも親友の関係が続く。
しかし、お互いに少しづつ気持ちが変化してきており、恋愛感情も抱くようになっていく。
しかし、親友という間柄お互いに信頼していることもあって中々進展せずに高校生活を送っていた。
そして18歳の誕生日にお祝いでクラブに出掛けたロージーとアレックス。
テキーラを5杯飲んで泥酔してしてしまったロージーは、アレックスと初のキスをしたが、倒れてしまい、救急車で運ばれてしまった。
翌日、心配したアレックスはロージーの家に様子を見に行ったところ、ロージーは前日の記憶が全くないと言い、「昨日は最悪の誕生日だ」と言う。
アレックスは自分とのキスが最悪だと思い込んでしまい、ロージーは自分には気がないと思い込み、別の女性との関係を深めていった。
そしてベサニーという彼女ができ、初体験も果たしたアレックスに対してショックを受けたロージーも別のグレッグという男と関係を持ったのであった。
ボストンに行く
アレックスは医師を目指しており、アメリカのボストンにあるハーバード大学を受験する為に日々勉強に励んだ。
一方、ロージーはホテルの経営者になるのが夢であり、アレックスはボストン大学を勧め、一緒にボストンに行こうと誘った。
そして、お互いに受験に合格したものの、ロージーの妊娠が発覚した。
相手はグレッグであった。
ロージーは妊娠の事実をアレックスに離せないまま先にボストンへ旅立つアレックスを見送った。
ロージーはボストンに行く事を諦め、産まれた子供は里親に出してまた一から出直そうと考えた。
しかし、いざ産まれた子供を見たロージーは里親に出すことはできず、自分で娘(ケイティ)を育てることとなった。
シングルマザーとして働きながらケイティを育てた。
一方、ボストンのアレックスは大学のクラスメイトのサリーと付き合い始めた。
しかし、価値観の違いから度々サリーと衝突してしまうアレックスは懐かしさからロージーをボストンに誘う。
喜びをかみしめてボストンに行ったロージーであったが、待っていたのはサリーという妊娠した恋人がいるという状態でショックを受け、アレックスと喧嘩して帰国してしまう。
グレッグとの再会
アレックスと喧嘩別れしてイギリスへ戻ったロージーは娘のケイティが書いた絵を気まぐれでケイティの実の父親のグレッグに送った。
ある日、ホテルの清掃員として働くロージーの元へグレッグがやってきた。
妊娠した時にグレッグは逃げ出してしまった為、一旦は拒絶するロージーだったが、グレッグの必死の懇願によって一度だけチャンスを与えた。
グレッグは献身的にケイティの子守やロージーに愛情を示して徐々に心を許していくロージー。
遂にはロージーはグレッグとの結婚を決意した。
その頃、ボストンのアレックスはサリーの妊娠が浮気によってできた子供だと知って破局した。
5年経ち、ロージーはホテルの受付嬢として働いていた。
そこへ、アレックスの初体験の相手のベサニーがやってきた。
ロージーはアレックスの連絡先をベサニーに教え、ベサニーとアレックスは久々の再会を果たす。
その後、ロージーの両親が地中海に旅行に行った際にロージーの父親が急死してしまい、葬儀に参加したアレックスは酔っ払っていたロージーの夫のグレッグに不信感を持った。
アレックスは帰りの空港で「君はもっと幸せになるべきだ。それは僕ならできる。連絡を待っている」とラブレターを送ったものの、先に夫のグレッグがこの手紙を読んでしまい、結局ロージーの手には渡らなかった。
同時に生前ロージーの父親が出した手紙がロージーの元へ届き、「夢を諦めるな」と書いてあった。
ロージーは父親の残してくれた財産でホテル開業を決意したのであった。
アレックスの結婚式に参加するロージー
ある日、ホテルを予約したグレッグを不審に思い予約したホテルを訪れたロージーはグレッグの浮気現場に出くわしてしまった。
怒ったロージーは家に戻り、グレッグの荷物を捨てているところに隠されていたアレックスからのラブレターを発見する。
急いでアレックスに連絡を取ったものの、アレックスはベサニーと復縁しており、結婚を決まっていたのであった。
アレックスは結婚式でロージーにスピーチを頼んだ。
ロージーは親友のルビーに後押しされて結婚式に向かう。
式より早く到着してアレックスに全ての気持ちをぶつける気だったロージーであったが飛行機の遅れですでに始まっていた。
スピーチでロージーは言った「どんな事があっても、あなたが誰と一緒にいようとあなたを愛している」と。
そして、式でのダンスで娘のケイティが親友の男にキスをされて逃げ出してしまう。
追いかけたロージーとアレックス。
アレックスはケイティに言った「今戻らないと彼は傷ついて他へ行ってしまい、後で後悔するだろう」と。
それは自分達のことかとそこでファーストキスをあの18歳の日にアレックスとした事を初めて知ったロージー。
アレックスはあの日のファーストキスがロージーがなかった事にしたいから記憶がないと嘘を言っていると勘違いしていたのであった。
本当に記憶がなかった事が解ったアレックスも心が揺れ動く。
だからアレックスは進展が見込めないと思って他の女性と付き合った事を始めて知ったロージー。
しかし時すでに遅し、アレックスはベサニーと結婚した。
結末 ラスト
空港で抱きしめあうロージーとアレックス。
しかしアレックスの横には新妻のベサニーがいる。
お互いの気持ちは解っているのにもう後戻りはできないしやり直しもできない。。。
傷心の身でイギリスに戻ったロージーは遂に念願のホテルを開業して業務をこなす事となった。
初めてのお客さんがやってきて、続いて二人目のお客さんがやってきた。
その二人目のお客さんはアレックスであった。
ロージーは言う「お荷物は?」
アレックスが言う「何もない。妻とも別れてきた。納得の上だ」と。
ロージーは海が見える部屋を案内して二人はようやくお互い納得のキスをしたのであった。
12年もすれ違ったあと1センチの恋はようやく成就したのであった。
まとめ 感想レビュー
18歳の時のファーストキスを泥酔して本当に記憶がないロージーがキスが嫌で「なかった」事にしていると勘違いしたアレックスの二人の恋は12年の間もすれ違いが続いてしまったが最後は本当に二人が結ばれて良かったです。
「好きだ」と言っていればばこんな事にはならなかったのですけどね。
幼馴染って中々恋愛に発展するのは難しいのかもしれせんね。
この映画はその幼馴染という思いを恋愛感情を絶妙に表現しておりラストは観ている人も幸せになれる、そんな映画。
途中から二人のすれ違いがじれったくもどかしく感情移入してしまい、見入ってしまいました。
ロージーの父親や親友のルビーがまた良いサポートをしてくれるのもこの映画の良い所。
まさにあと1センチの距離を埋める為にサポートしてくれる姿にほっこりしました。
何と言ってもリリー・コリンズが可愛い笑
応援しっぱなしでした。結ばれて良かったなぁ。
ラブストーリーで泣ける映画が観たい方には是非おすすめ。
- ストーリー性 ★★★★☆
- 映像 ★★★☆☆
- アクション ★★★★☆
- ヒューマン ★★★★★
- 総合点 ★★★★☆(4.2点)
★5つ(5点)が最高評価