ども、アンディです。
今回の映画記事は「エマージェンシー~見知らぬ2人」です。
ちなみにemergencyとは”緊急事態”とか”非常時”という意味。
パッケージで面白そうだったので観てみた感想を。
2014年のアメリカ洋画で監督はギル・ケイツ・ジュニア。
主演(キャスト)はショーン・アスティンとクリス・マルケイ。
父親を亡くした息子が父親が乗っていたモーターボートでクルーズに出発した。
航行中に飛行機の残骸に衝突してしまい、航行不能に。
更に飛行機の残骸の上で意識を失った男を救助したが、男が目覚めるとナイフを突きつけられてしまう。
果たして2人の運命は?
サバイバル・スリラー。サスペンス。
あらすじネタバレを。
ちなみに前回の映画記事はこちら
【映画 トランスワールド】出会う事がないはずの3人の運命は?あらすじネタバレ感想レビュー!
エマージェンシー あらすじネタバレ
湖でクルーズへ
事故で父親を亡くしてしまったミッチ(ショーン・アスティン)は父親の形見でもあるモーターボートでクルーズに出る事にした。
途中で認知症で施設に入所している母親の元へ寄り、施設の職員からウチで働かないか?と誘われたものの、渡された申請書をクシャクシャにして車内に投げ捨てミシガン湖へ向かった。
港から出航したミッチは軽快に沖へと向かっている最中にセスナ機の残骸に衝突してしまう。
残骸の上に乗って気を失っていた男を救出したが、エンジンのプロペラが破損してしまい航行不能に。
更に意識を取り戻した男はミッチに向かってナイフを突きつけたのであった。
ボートで見知らぬ男と遭難
男はミッチを警戒しており、怪我をしていた為ミッチが手当てをするが男の警戒心は中々とれない。
名前を聞くが答えてはくれない。
ミッチは櫂で漕ぎだしたが、広大な湖なので方角が分からずに漂流してしまう。
持ってきた数少ない食料や水や酒を男に与えて徐々に打ち解けてゆく。
男の名前はケリー(クリス・マルケイ)と言い、航空ショーに出る為にセスナを出した所、水面との目測を誤って墜落してしまったと言った。
広大な湖の上で小さなモーターボートの上で見知らぬ2人であったがこの境遇でお互いに徐々に打ち解けていく。
衝撃の事実を打ち明ける2人
ミッチはケリーにニトログリセリンを持ってきた事を伝える。
ミッチは父親を事故で亡くしたと言ったが、自分のミスで父親を死なせてしまったと思い込んで自殺する気で湖に来たのであった。
ケリーはお金欲しさに密売を手伝う為に早朝にセスナで出発して居眠りによって墜落した事を告白した。
密売人に渡すバッグにはGPSが付いており、もうすぐ追っ手がくるだろうと言う。
ケリーはミッチを叱って気力を失わないように説得する。
しかし、ケリーは怪我の影響で徐々に弱っていく。
そこへ追っ手がモーターボートでやってくる。
ラスト結末
弱ったケリーのバッグを湖上へ投げ捨てるミッチ。
追っ手はそれを拾って去っていった。
ケリーは遂に意識を失ってしまったが、ミッチの決死の救命活動によって意識を取り戻した。
そこへ圏外だったはずのケリーの携帯電話が鳴った。
いつの間にかボートが流されて電波が入る場所に来ていたのであった。
そこで漂流した事が伝わって救助される2人。
ミッチは生きる気力を取り戻し、母親の入所している施設に職員として就職した。
まとめ 感想レビュー
パッケージを見て映画を観たのですが、まったくサバイバル感はありません。
あんなに波が荒いシーンなどありませんでした笑
ただ淡々と2人の会話で物語が進んでいく感じで漂流した緊迫感など全くなしでしたね。
登場人物がほぼ2人だけです。
サバイバルというよりはヒューマンドラマですねこの映画は。
まあ、自殺する気だったミッチがケリーに説得されて生きる気力を取り戻して良かったなぁと。
特に盛り上がるシーンもないですが、2人の回想シーンが入っているので飽きずに観る事ができました。
2人が出会う事がなければミッチは命を絶っていたでしょうし、ケリーはそのまま死んでしまっていたでしょうね。
まさに人生何が起こるかわからない。
希望を捨てたらいけませんねやっぱり。
- ストーリー性 ★★★☆☆
- 映像 ★★★☆☆
- アクション ★★☆☆☆
- ヒューマン ★★★★☆
- 総合点 ★★★☆☆(3.0点)
★5つが最高評価