ども、アンディです。
今回の映画記事は「アイアムレジェンド(I AM LEGEND)」です。
小説「地球最後の男」を映画化したもので、2007年公開のアメリカ洋画。
監督はフランシス・ローレンス。
主演(キャスト)はウィル・スミス、アリシー・ブラガ、チャーリー・ターハン。
クリピン博士が開発したウイルスを改良した癌の特効薬が人間を死に至らしめるウイルス(KV通称クリピンウイルス)に変異してしまい、地球の人口の90%が失われた地球。
残りの生き残った10%のうち8割が全身の毛が抜け落ち、太陽光を浴びる事ができないが人間より優れた身体能力をもつ凶暴な「ダーク・シーカー」に変貌してしまう。
残りの2%の耐性を持った人間はダーク・シーカ―の餌食となっており、ニューヨークにはたった一人の男が生き残って孤独な生活をしていた。
果たして男の運命は?人類は生き残れるのか?
あらすじネタバレを。
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アイアムレジェンド あらすじネタバレ
生き残った男と犬
米軍の科学者であったロバート・ネビル中佐(ウィル・スミス)は地球に蔓延してウイルスで廃墟と化してしまったニューヨークで愛犬のサムと暮らしていた。
3年前のクリピン博士が開発した癌のワクチンが人間を死に至らしめるウイルスとなり、さらに感染力があり、ニューヨークの街はパニックとなってしまう。
軍がニューヨークを閉鎖する前に、自分の娘と妻、子犬のサムをヘリに乗せて非難させようとしたが、娘は自らニューヨークに残る意志のパパが寂しくないようにと子犬をパパに託して飛び立つが、別のヘリと接触して墜落してしまう。
3年が経ち、感染に耐性があるネビルと空気感染には耐性がある愛犬のサムだけがニューヨークで生き残って暮らしていた。
ウイルスに感染すると、9割が死亡、残りの1割の8%の人間がダーク・シーカー・という全身の毛が抜け落ち、凶暴で人間を襲う恐ろしい捕食者に変貌してしまう。
研究を重ねるネビル
ネビルは、時折動物を捕らえたり畑でトウモロコシを収穫して生活していた。
ニューヨークのアパートをしらみつぶしに生存者を探したり、食料や日用品を探す毎日だったが生存者は発見できず。
ダーク・シーカ―は太陽光に耐性がないため日中はビルの暗闇などで過ごすが夜になると街をうろつくためネビルとサムは昼間だけ外で行動し、夜は家を改造した研究室兼シェルターで過ごすという毎日。
ネビルは研究者でもあったため、マウスに血清を投与したりして研究を続けており、さらにAMラジオで毎日生存者に聞いてもらう為の放送を繰り返した。
そんな時、あるマウスに血清の効果がみられた。
レンタルビデオ屋のマネキンに話しかけるなど、ネビルの孤独は深まっていく。
絶体絶命
マウスの血清の研究結果が良好であった為、ネビルは女性のダーク・シーカーを罠を仕掛けて捕らえ、自宅の地下の研究室でその血清を打つ実験をする。
いつものように昼間に行動したネビルはいつもレンタルビデオ屋にあったマネキンが違う場所にある事に気付き、孤独のどん底にいたネビルは怒ってマネキンに銃撃して破壊する。
マネキンに近づくと罠が仕掛けてありネビルは罠にかかってしまい、意識を失ってしまう。
そして日没近くに意識を取り戻したネビルは足を怪我してしまうが急いでサムと車に戻ろうとした時にサムが犬のダーク・シーカ―に襲われてしまう。
傷だらけのサムを自宅に連れて帰るが、サムはクリピンウイルスに感染し凶暴化してしまった為、ネビルは自らサムに手をかけサムを楽にしてあげたのであった。
ネビルは復讐の為、夜にダーク・シーカーの群れを襲うが数が多く逆に返り討ちに遭ってしまい、絶体絶命のピンチになるが何者かに助けられた。
ネビルを助けたのはネビルのラジオを聞いてニューヨークにやってきた女性アナ(アリシー・ブラガ)と息子のイーサン(チャーリー・ターハン)だった。
ラスト結末
アナの運転でネビルの自宅に着き、手当てを受け、アナは生き残りの街があるのでそこに行くと言うがネビルはそんなところはないと言い放つ。
気まずい雰囲気だったが、徐々に打ち解けていった。
そして夜になり、ネビルの家がダーク・シーカ―に囲まれてしまった。
アナがまだ暗いうちにネビルの家に戻ってしまった為ダーク・シーカ―に居場所がバレてしまい、光を向けたり車を爆破させるが次々とダーク・シーカーが襲ってくるので地下の研究室に逃げ込む3人。
そこには血清が効いた女性のダーク・シーカ―が人間に戻りつつあったが、次々と地下室へなだれ込んでくるダーク・シーカー。
強化ガラスの内側へ入ったが、ダーク・シーカーのボスにガラスを割られる。
ネビルはダーク・シーカ―達を説得しようとするが失敗。
女性のダーク・シーカ―から血液を採取し、アナとイーサンに託して奥の小部屋に入れ、持っていた手りゅう弾でダーク・シーカ―達を巻き添えにしてネビルは自爆した。
血清を持ったアナとイーサンは人間の生き残りのコロニーへ辿り着いたのであった。
まとめ 感想レビュー
こうしてネビルが最期を遂げながらもその血清のおかげで彼はレジェンドとなったって事ですね。
つーかこのシチュエーション最高すぎます!大好きな部類。
まず思ったのがダーク・シーカ―の動きが早すぎるし、威嚇する声が恐ろし過ぎます。
途中、昼間にビルの中の暗闇でダーク・シーカ―が集団で円になっているのを観たらしょんべんちびりそうでした笑
まあ、なんといってもこの映画の見所はダーク・シーカ―のめっちゃ怖いクオリティとネビル扮するウィルスミスがかっこいいっす。
このダーク・シーカ―という化け物恐ろしやですよほんと。
後半に愛犬のサムがネビルの腕の中で瀕死の状態からダーク・シーカ―になってしまい、サムの命を絶つシーンは切なすぎました泣
疑問に思ったのが、何故アナは生き残りのコロニーがあると知ったのでしょうかね?
まあ、そこについてはもう少し掘り下げてもらいたかったなぁと。
あと、途中でネビルは罠に掛かってしまうのですがダーク・シーカ―は人間並みの知能があるみたいでその辺ももう少し見てみたかったですね。
かなりドキドキハラハラする映画なのでホラー・サバイバル好きにはオススメ。
ちなみにネビルの娘役の女の子はウィルスミスの実の娘のウィロースミスらしいです。
- ストーリー性 ★★★★☆
- 映像 ★★★★☆
- アクション ★★★★☆
- ヒューマン ★★★★☆
- 総合点 ★★★★☆(4.0点)
★5つ(5点)が最高評価