ども、アンディです。
今回の映画記事は「WARM BODIES(ウォームボディーズ)」です。
ゾンビ物なのですが、なんとこの作品はイケメンゾンビが人間の女性にひょんな事から恋をしてしまうというゾンビ映画では珍しい作品となっています。
ゾンビといえば知能を持たずに人間を次々と襲って食べるというイメージ。
この作品も序盤ははゾンビが人間を襲うという構図。
果たして人間に恋をしたゾンビはどうなってしまうのか?
人間との共存はできるのか?
2013年のアメリカ洋画で監督はジョナサン・レヴィン。
主演(キャスト)はニコラス・ホルト、テリーサ・パーマー。
では、あらすじネタバレ感想レビューを。
ちなみに前回の映画記事はこちら
【映画バックトゥザフューチャー3】遂に完結!あらすじネタバレ感想レビュー!
ウォームボディーズ あらすじネタバレ
人間女性に一目惚れするゾンビ
感染したゾンビ達がはびこる世界。
人間達は高い壁を作ってその中で暮らしていた。
外ではゾンビに食べられてしまい感染してしまうリスクがあったが、食料や医療品を確保する為に壁の外に出なければならなかった。
そこへお腹を空かせたゾンビ達は街で人間に遭遇して襲い始めた。
そこへ一人のゾンビR(ニコラス・ホルト)はペリーという人間を襲い、脳みそを食べ始めた。
脳みそを食べるとその人の記憶が読み取れるのであった。
その記憶にあった女性ジュリー(テリーサ・パーマー)がその場におり一目惚れする。
Rは彼女をゾンビ達から守るために自分の血を彼女の顔に塗り、人間の匂いを消して自分の住んでいる空港の飛行機の中へ連れて行った。
徐々に心を開いていくジュリー
人間が暮らす壁の中に帰りたかったジュリーであったが、Rは「外は危険だからダメだ」と言い帰してくれない。
一度は飛行機の外に出て脱出を試みたジュリーであったが、ゾンビ達に見つかってしまい、Rに助けられて再び飛行機の中へ戻った。
ジュリーはRと話をするうちに徐々に心を開いていく。
Rはゾンビなので自分の昔の記憶を無くしており、自分の名前を思い出せなかった為ジュリーがRと呼んでいた。
ジュリーは再び脱出を試みたが、ゾンビの最終形態のガイコツに襲われたが、Rの親友のゾンビMの助けによって空港から脱出する事に成功。
Rと共に人間の居住区を目指した。
途中、雨が降ってきたので雨宿りの為民家で休み事になり、そこでRはジュリーにペリーを殺した事を告白し、ゾンビになって初めて睡眠をとって夢を見たのであった。
人間の心を取り戻しつつあるゾンビ達
ジュリーは一人で壁に辿り着いた。
Rは考えて仲間がいる空港へ戻ろうとしたが、ゾンビのM達がそこへやってきたのであった。
Mが言うには自分達がRと同じように変わりつつある事と、ガイコツ達がゾンビを変えていったジュリーとRを追いかけてくるとの事であった。
Rはペリーの記憶を頼りにジュリーの元へ向かうのであった。
その頃ジュリーは親友のノラにRの事を話した。
そしてジュリーの家に着いたR。
ジュリーはノアとRを連れて人間軍のリーダーでジュリーの父親でもあるグリジオ大佐にゾンビを殺さないように直訴しに行く。
しかし、大佐はRを信用せず、撃ち殺そうとしたがノアが止めてくれてる内に壁から飛び出した二人はMの元へ向かう。
外で待っていたMと他のゾンビ達はガイコツと戦う為の準備ができていたのであった。
そしてガイコツゾンビ軍団は壁の近くでMが率いるゾンビ軍団を襲い始めた。
そこへ人間軍がやってきてM達ゾンビも人間軍に殺されそうになったが人間をゾンビが助けてガイコツと戦っている姿を見て人間軍とゾンビVSガイコツゾンビという図式に。
協力してガイコツゾンビを倒していく。
結末ラスト
Rとジュリーは逃げ場がなくなってしまい、ガイコツゾンビに追い詰められてしまう。
高いビルに追い詰められてしまった二人は下にプールがあった為飛び降りたのであった。
ジュリーを守り飛び降りたRはプールで頭を打ってしまい意識がなくなってしまったがジュリーによって助けられた。
キスをする二人。
そこへグリジオ大佐率いる軍が現れ、Rの胸を撃つ大佐。
Rの胸からは赤い血が流れた。
ゾンビは赤い血は流れない為、Rが人間に近づきつつある証拠であり、痛みを訴えたRを見た大佐はRを信じる事にした。
そして、ガイコツゾンビは全滅し、壁が取り壊されゾンビと人間の共存が始まった。
ゾンビ達は徐々に人間に戻ってゆき、Rは完全に人間に戻り、ジュリーと結ばれたのであった。
まとめ 感想レビュー
ゾンビ映画って結構B級の作品が多い中、この映画はゾンビが人間に恋をするという斬新な発想で物語が進んで行って最後まで楽しめる作品でした。
ゾンビだって考えてるし恋をしてもいいんじゃない?
とゾンビ視点からの構成はお見事ですね。
Rが飛行機の中でレコードを流すシーンなんかは本当にあなたはゾンビ?と思っちゃうくらい。
いやいや、ゾンビだって思考能力あるんだぞという事か。
しかし、ニコラス・ホルトのゾンビの演技は素晴らしい。徐々に人間らしくなっていく過程の演技も良かった。
また、ブルース・スプリングスティーンの曲が流れるのも渋いっす。
ゾンビって残酷なだけの存在でしかなかったのですが、この映画を観たらちょっとゾンビが愛嬌あって憎い存在なだけではないんだと思わせてくれる作品ですね。
切ない恋するゾンビだっていたっていいよね~
イケメンゾンビですしね~
全体的に悲壮感はなく温かい感じに包まれたような思いで最初から最後まで鑑賞。
ゾンビ物ラブストーリーということで。
ガイコツがもうちょっと強ければもっと楽しめたのかなぁ~意外に弱いw
カップルで観ても楽しめますよ♪
- ストーリー性 ★★★★☆
- 映像 ★★★☆☆
- アクション ★★★☆☆
- ヒューマン ★★★★☆
- 総合点 ★★★☆☆(3.8点)
★5つ(5点)が最高評価