【映画 藁の楯】藤原竜也のクズっぷりがハンパない!あらすじネタバレ感想レビュー!

スポンサーリンク



ども、アンディです。

今回の映画記事は2013年公開の邦画『藁の楯(わらのたて)』です。

『ビーバップ・ハイスクール』の作者の木内一裕の小説が原作のサスペンススリラー。

監督は三池崇史。

主演(キャスト)は大沢たかお、松嶋菜々子、岸谷五朗、藤原竜也他。

元経団連の会長で経済界のフィクサー蜷川の孫娘が殺害される事件が起きた。

犯人は懲役を終え出所したばかりの清丸という男であった。

清丸は指名手配され、蜷川に懸賞金10億円が懸けられてしまう。

そんな中、福岡に出頭した清丸を警視庁へと移送&護衛を任命された銘苅と白岩達。

果たして懸賞金が懸かかった清丸を無事に移送できるのか。

キャッチコピーは『日本全国民が敵になる』。

あらすじネタバレを。

ちなみに前回の映画記事はこちら

【映画 22年目の告白-私が殺人犯です-】あらすじネタバレ感想レビュー!まさかの展開にドキドキハラハラ!




藁の楯 あらすじネタバレ

殺人犯に懸賞金が懸けられる

ある日、経団連の元会長である蜷川(山崎努)の孫娘が惨殺される事件が起きた。

犯人は清丸国秀(藤原竜也)という刑務所から出所したばかりの男による犯行で指名手配される。

蜷川は権力を使い、全国紙の新聞に『この男を殺して下さい。賞金10億円支払います』という懸賞金を懸けた広告を入れさせたのであった。

さらに蜷川は『清丸サイト』なるものを立ち上げて自身の心境と懸賞金を懸けた事が事実だという動画を載せたのであった。

清丸は隠れ家に潜んでいたが、10億円の懸賞金を懸けられてしまった為、協力者に殺されそうになり、福岡県の署に出頭した。

警視庁へ移送される事になり、警備の為にSPの銘苅(大沢たかお)と白岩(松嶋菜々子)が抜擢された。

さらに警視庁から刑事の奥村(岸谷五朗)と神箸(永山絢人)が警備にあたる為に4人で福岡へ向かう。

殺人犯の警備につく

その頃清丸は留置場で係員の警察官に襲われ切り傷を負ってしまう。

しかも清丸を襲った清丸の協力者と係員の警察官には未遂なのに蜷川から1億円が支払われると言うニュースが流れ、日本全国民に狙われる事になってしまったのであった。

そんな中福岡署に到着した警視庁の4人は清丸と対面した。

清丸は怯えており、医師が看護師に鎮静剤を打たせようとしたが、看護師の様子がおかしい事を見抜いた銘苅が看護師を取り押さえたところ、注射器の中身は毒物であり、清丸を殺害しようとしていたのであった。

更に飛行機で移送を考えていた時に整備士の男が飛行機に細工をして逮捕される。

もはやどこで誰が清丸を殺害してもおかしくない状態になる。

そこで大量のパトカーと何台かの護送車で移送する事となった。

警護には福岡県警の関谷という刑事が加わって5人で清丸を警視庁へと移送する事になる。

護送車に乗り、大量の台数のパトカーに護衛され高速道路と東京方面へと向かう一行であったが、トレーラーが逆走して清丸に襲い掛かる。

神箸の銃撃でかろうじて寸前のところで爆発し、清丸は無事だったが今度は仲間のはずの機動隊員2人が清丸の乗った車両に近づいて銃撃し、銘苅が被弾してしまうが撃退した。

銘苅は防弾チョッキを着ていたので軽症で済んだ。

新幹線で移動

これ以上高速道路での移動は無理だと判断した銘苅達は新幹線での移動に切り替えた。

一両を全て押さえ5人の警備と清丸だけで進む新幹線。

これで安心だと銘苅が清丸サイトを見たところ、新幹線での位置情報がサイトに載っており、内通者がいるのではと皆疑い始める。

そんな時に不審な男達が清丸の乗る車両に近づいてきた。

男たちは一旦引き戻すかにみえたが神箸が銃で撃たれてしまう。

銃撃戦が始まり男達を銃撃し清丸を守った銘苅達であったが神箸が死んでしまった。

新神戸駅で一旦停車する新幹線。

そこで一人の包丁を持った男が女の子を人質にして清丸を出せと言った。

福岡県警の関谷が説得を試みるが失敗して男を射殺してしまう。

清丸警護の人間は銘苅、白岩、奥村の3人となり、新幹線での移動を続行するが、線路を何者かに塞がれてしまい、新幹線を降りて徒歩で移動する事に。

車を手に入れたものの、位置情報が未だに漏れている事に気付いた銘苅は奥村の手に埋め込まれていたマイクロチップを発見。

そこから銘苅と白岩、清丸はたまたま人が良い個人タクシーに乗って移動。

ラスト

銘苅の電話が鳴り電話に出ると相手は蜷川でその話を聞いている隙に清丸によって白岩が殺されてしまった。

上司の刑事は妻を飲酒運転の車で轢かれてなくした銘苅と小さい子供がいる白岩を蜷川に金をもらって抜擢していた。どちらかが清丸を殺すだろうとみて。

しかし、残るは銘苅だけとなってしまい、銘苅は白岩を殺した清丸に煽られて『一番お前を殺したいのは俺だ』と言い清丸を殺そうとしたが踏みとどまり職務を遂行する。

遂に銘苅は清丸を警視庁まで移送した。

そこへ蜷川が現れて銘苅が蜷川を説得する。

諦めきれない蜷川は清丸に襲い掛かるが銘苅が刀を取り上げ投げ捨てた。

それを拾った清丸が蜷川に襲いかかるが銘苅が腹を刺されてしまうが阻止した。

蜷川は逮捕されて懸賞金を取り下げ、清丸は死刑宣告を受けた。

清丸が言った『後悔しています。もっと(犯罪を)やっておけばよかった』と。

銘苅と白岩の息子が歩くシーンで終わる。

まとめ 感想レビュー

非常にスリリングな展開が続くので最後まで気が抜けませんでしたよ。

トレーラーが爆破するシーンなどは観ていて迫力がありまるでハリウッド映画みたい。

いつどこで清丸を殺そうとしているのかわかりませんからね。

やはり10億円というのはすごいパワーです。

未遂でも1億円もらえるのなら皆目の色が変わるのは想像できますからね。

しかし藤原竜也の演技がやはりすごい。

引き込まれてしまうしクズっぷりがすごい笑

警察官が何人も清丸を命がけで守るために行動して殉職しているのに屁とも思っていませんからね。

挙句のはてに『もっとやっておけばよかった』とは。。。

カスっぷりを演じ切った藤原竜也には脱帽ですわ。

自分の心を押し殺して職務を遂行した銘苅はすごいっす。

サスペンス好きにはおすすめ。

  • ストーリー性   ★★★★☆
  • 映像       ★★★★☆
  • アクション    ★★★☆☆
  • ヒューマン    ★★★☆☆
  • 総合点      ★★★☆☆(3.5点)

★5つ(5点)が最高評価




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする