ども、アンディです。
今回の映画は『BOURNE IDENTITY(ボーン・アイデンティティー)』です。
言わずと知れたマット・デイモン主演(キャスト)の有名映画ですね。
2002年公開のアメリカ映画。
監督はダグ・リーマン。
マット・デイモン、フランカ・ポテンテ、クリス・クーパー出演。
漁船に救出された一人の男、ジェイソン・ボーン。
しかし、男には記憶がなく、体内に埋め込まれたチップを元に記憶を辿っていく。
果たして彼は自分のアイデンティティ(自分、個性)を取り戻す事ができるのか?
あらすじ、ネタバレ、考察、評価をしたいと思います。
ちなみに前回の映画ネタはこちら↓
ボーン・アイデンティティ あらすじネタバレ
漁船に救出された男はスイス銀行へ向かう
マルセイユ沖約100kmの海上で乗組員が海上で浮かんでいる1人の男を発見して救助した。
最初は死体だろうと思って船にあげたが、男は意識は無いものの、生きていた。
背中には2発の銃痕があり、それを取り除く船医。
臀部が不自然に盛り上がっていたので切開したところ、そこにはチップが埋め込まれており、そこにはスイス銀行の口座番号が写されていたのであった。
目覚めた男は記憶を全て記憶を失っており、自分が誰なのか解らなかった。
しばらく漁船で漁の仕事を手伝い、港に戻ったところで船長にお金をもらってスイス銀行に向かう。
スイスに到着して公園のベンチで体を休めていた男に警察官が職務質問したが、男は何も答えられず、危機を感じて警官2人をあっという間に倒してしまった。
そして、スイス銀行に向かいマイクロチップの口座番号で照会してもらった所、荷物が預けられており、その中身はジェイソン・ボーンと書かれた自身のアメリカのパスポートの他に多額の紙幣と時計、銃の他に何種類もの偽造パスポートが入っていた。
彼はそこで初めて自分の名前がジェイソン・ボーン(マット・デイモン)だと知った。
横にあったゴミ袋にそれらを入れ、銃は置いて行く事にした。
しかし、警察官2人を殴り倒していた男は警察官にマークされており、後をつけられているのを察知してアメリカ大使館に逃げ込んだ。
しかし大使館内で関係者に呼び止められた男は何とか大使館から脱出に成功した。
パリへ向かう
一方、CIAでは1人の工作員がアフリカの某国の独裁者のウォンボシを暗殺する為、トレッドストーン作戦(踏み石作戦)で送り込まれていたが失敗して、工作員が行方不明になり、その男の行方を追っていた。
その追っている男こそがジェイソン・ボーンであった。
スイスで足取りを掴んだ作戦の責任者のコンクリンはジェイソンを口封じの為に殺害しようと工作員を送り込む事になった。
ジェイソンはパスポートの住所があるパリへと向かう事にしたが、追われている身の為、公共機関は使えない。
そこで、大使館でお金も何も無いと言っていたにマリー・クルーツ(フランカ・ポテンテ)に声を掛け、マリーの車でパリまで連れていってくれたら1万ドルを渡すと言い、それを承諾してパリに向かう。
そしてパリに到着。
アパートに入るジェイソンとマリー。
アパートの中には管理人が待っていたが、ジェイソンは記憶が戻らない。
アパートの電話のリダイヤル機能で電話をかけたところ、あるホテルに繋がった。
ジェイソンは偽造パスポートの名前を使い宿泊しているか聞いてみたところ、ケインという偽造パスポートの人物の名前で宿泊していたが、そのケインは死んでしまったとホテルの従業員が言った。
そんな時にコンクリンが送り込んだ工作員に襲撃されるジェイソンだったが、自分でも驚くぐらいの体術で工作員を戦闘不能にしてしまう。
工作員にお前は誰だと問いかけるが工作員は何も答えずに隙をみてアパートの外に身を投げ出して死んでしまった。
ここは危険と察知したジェイソンはマリーを連れて外に出る。
マリーに逃げろと伝えたものの、2人はすでに指名手配されており、行動を共にする事となった。
街中で警察官に取り囲まれてしまったジェイソンとマリーは壮絶なカーチェイスの末、逃げ切る事に成功する。
少しの情報から黒幕へ辿り着く
次にジェイソンとマリーはケインという名前で宿泊していたホテルに向かう。
そこでケインの情報を手に入れ、ケインは船舶関係の仕事をしていたという情報を掴み、その会社へと向かう。
そこでは担当者がジェイソンの事をケインと呼んだため、ある疑問が浮かんだ。
では死んだケインとは何者なのか?
死体安置所へと向かった2人はケインの死体を確認しようとしたが、そこには死体はなかったのであった。
死体安置所の記録には直前にあのジェイソンが暗殺に失敗した独裁者が訪れていた。
その頃、その独裁者が別の工作員によって暗殺された。
そして、責任者のコンクリンは上司にジェイソンが任務を果たしたと嘘の報告をしてジェイソンを抹殺しようと企んでいた。
徐々に自分は暗殺者(スパイ)なのではないかと思い始めるジェイソン。
そして、マリーの元彼が持っている別荘に移動した2人だったがCIAにそこを突き止められてしまい、工作員に再び襲われた。
一騎打ちの末、見事に勝利したジェイソンは工作員に質問したが、工作員は「俺とお前は同じだ」と答え、息絶えた。
そして、その工作員が持っていた携帯電話の履歴から電話をかけたところ、CIAに繋がったのであった。
黒幕がついに判明したのであった。
黒幕の登場
ジェイソンは黒幕に言った「橋の上に1人でこい。上着を脱いで待て」と。
その後、マリーにほとんどの紙幣を渡し、遠い所へ逃げろと言い嫌がるマリーを無理矢理元彼の車に押し込んで逃がした。
そして、橋の上に現れたコンクリンは上着を脱ぎ、ジェイソンが現れるのを待ったが、多数のCIA関係者が張り込んでいるのを察知したジェイソンはコンクリンに電話をかけ「約束を破ったのでそこには行かない」と言い、コンクリンの乗ってきた車に発信機をつけて後を追った。
そして、辿り着いた先がパリのCIAの支所であった。
工作を仕掛けて見事に内部に潜入したジェイソンはコンクリンに銃を突きつけて問い詰めた。
自分は何者なのか?自分の周りで何が起きているのか?と。
コンクリンはジェイソンが3000万ドルかけて作り上げられた工作員である事を言い、ウォンボシ暗殺の失敗をジェイソンに怒鳴りつけた。
その話を聞いている内に徐々に記憶を取り戻していくジェイソン。
ウォンボシの乗っていた船に潜入して暗殺の機会が訪れた時にウォンボシの周りに子供が数人おり、躊躇したところを撃たれて海に放り出され、冒頭の海の上のシーンに繋がるのであった。
記憶を取り戻したジェイソンはコンクリンにジェイソン・ボーンは死んだことにしろ。と言った。
しかし、コンクリンは無線機を隠し持っていた為、その後ジェイソンに次々に襲い掛かってくる警備の人間達を見事に撃退して去っていくジェイソン。
コンクリンは追いかけたが工作員に何故か殺されてしまう。
ラスト結末
CIAの上層部はトレッドストーン作戦の失敗と、新たな計画を実行する為にコンクリンが邪魔だった為、殺害したのであった。
こうしてジェイソンは追われる身から開放された。
その後、ある海沿いの町でバイクのレンタル業を営んでいたマリーの元へ1人の男が現れた。
ジェイソンであった。
2人は抱き合い、ここで物語は終わる。
まとめ 感想レビュー
この映画は何と言ってもマット・デイモンのアクションシーンがすごいです。
格闘シーンはもちろん、カーチェイスの迫力がすごいです。
感動するといったシーンはほぼゼロですが、アクション映画としてはかなりいい映画だな~と感じましたね。
ラストに螺旋階段から落ちるシーンはまさに人間離れしてます。
芸術品でしたね。
アクション映画が好きな方には是非観てもらいたい映画だと思います。
- ストーリー性 ★★★★☆
- 映像 ★★★★★
- アクション ★★★★★
- ヒューマン ★★★☆☆
- 総合点 ★★★★☆(4.2点)
★5つ(5点)が最高評価