【急性大腸炎(急性胃腸炎)入院体験談】辛い症状と経過 期間と費用は?

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実は私アンディ、4月に急性大腸炎なってしまいまして、9日間の入院生活をしてきましたよ。。。

しかもウイルス性の腸炎なら経過観察でいいらしいのですが今回は細菌性の腸炎という事で治療が必要だとの事でした。

入院自体が始めての体験でしたわけなんですよね。

しかも入院期間が9日間も。。。

つーか、入院してからよりも入院する前の方が辛かったですね。。。

入院直前は立つ事はおろか、座っているのがやっとの状態でしたからね。

とにかく辛いし痛い2週間でしたよ。。。

入院基準はどれくらい?CRP?

その時の症状や経過入院して費用がいくらかかったかを書いてみようかと思います。

※追記。また腸炎になりかけた体験談はこちら↓

『【【ザ・ガード】食あたりで下痢・お腹の張りに効いた体験談 神薬】』




入院するまで~退院まで

月曜日から胃腸に違和感を覚え、入院するまでと入院中、そして退院と仕事復帰するまでの2週間を時系列でまとめてみました。

月曜日(1日目)の症状

3月の終わりの月曜日の朝、起きたらお腹の調子が悪くて、トイレに2回行きました。

(大のほうです)

そしてその日のお昼に1回トイレに行き、夕方に1回行きまして。

(普段は1日1回)

前日は東京に用があり、出掛けたものですから昨日東京で何か変なもの食べたかな~?

何て思いながら市販の整腸剤を飲んでその日は寝ました。

この時点では激しい痛みはなく、たま~に便意が襲ってくる感じでした。

火曜日(2日目)症状

火曜日の朝、下痢の症状は相変わらず続いており、下痢と微熱(37.2度)がありました。

しかし、仕事が忙しいという事もあり、仕事中に3,4回トイレに行って何とか1日の仕事を終えました。

家に帰り、そのうち治るだろうと思い、整腸剤と下痢止め(両方とも市販の)を飲んで就寝。

この楽観的な考えでいつもやられるアンディなのです。。。

水曜日(3日目)症状

そして水曜日の朝、昨日と変わらず下痢と微熱(37.5℃)があり、腹痛がありました。

とりあえず会社に行って仕事したのですが、下痢が止まらずさすがにこれはまずいと思い、午後から休みをもらって胃腸科で診察してもらうことにしました。

そして、診察した先生曰くおそらく急性の胃腸炎です。薬を3日分出しておきますね。と言われ、抗生物質と整腸剤と解熱剤を出してもらい、その日は帰って安静にすることに。

下痢と腹痛は相変わらず続いていました。

木曜日(4日目)症状

木曜日の朝、相変わらずの腹痛と下痢です。熱はこの頃には38℃ありました。

それでも、薬を飲み続けていれば治るだろうと思っていた私は、ときおり来る激しい腹痛に耐えながら1日仕事をなんとかこなして家に帰り、薬を飲んで安静にしました。

しかし、腹痛は収まるばかりか増していきました。

本当に治るのかよ?と不安でしたね。

この頃はもう朝から全く食欲がなく、食事といえばOS-1という飲料水とウィダーインゼリーしか口に入りませんでした。

金曜日(5日目)入院初日

そして時折来る腹痛と便意でほぼ寝られなかった金曜日の朝、熱が39℃あり、起き上がるのもやっとの状態でした。

そのうえ動けなくても腹痛が襲ってくるためトイレには行かなくてはなりません泣

さすがにその日は仕事をできる状態ではなかったため休みをもらい、また胃腸科へ。

先生に前よりも症状がひどくなっているんですが。

と伝え、血液検査をしてもらい、その結果をみて先生が「これは精密検査をした方がいいです。紹介状を書きますからそこに行って下さい。」と思わぬ事態に!!!(ばかやろう!最初から言えやとツッコミを入れたくなりましたが具合悪すぎて藁をもつかむ勢いですこの時は)

そして紹介状を書いてもらい総合病院へ。

自力で車を運転して総合病院へと向かいました。

待っている間にも激しい腹痛と下痢はやってきます。

そして総合病院にて触診、血液検査と検便、CTスキャンなどをして、結果が出たようなので呼ばれて診察室へ。

ドキドキと具合悪いのとで変な感覚でしたねこの時は。思考回路があまり回っていない感じです。なんでもこいよ的な。

先生から出た言葉は「急性大腸炎ですが、かなりの重症ですよ。よく今まで我慢できましたね~すぐに入院することをおすすめします。」

にゅ、入院!?

そこで先生から説明があり、「CRP」という検査の数値があり、体の炎症反応の数値らしく、どこかで炎症が起こっているとこの数値が上がるとのこと。

普通の健康な人のCRP(炎症反応)は0~0.3くらいらしいのですが、私のCRPの数値はその時22.8でした。

そして、白血球が26000でした(普通の人は3000~9000)。

その後、先生がわかり易く説明をして下さって、インフルエンザにかかった人が肺炎を起こしても10前後の数値くらいと言われ、相当重症なんだなと実感しました。

入院基準をとっくに越えているレベルらしい。

おそらくなんらかのウイルスが腸内に入り炎症を起こしているとの事です。

そして、一旦家に帰り、入院の支度をして会社に連絡をして病院へ戻り、入院生活が始まりました。点滴しながらベットの上で腹痛との闘いの始まりです。

土曜日(6日目)入院2日目

初日から点滴のみです。

抗生物質と栄養剤の点滴です。

もちろん食欲などこの時点では全くありません。

食事などありません。

いわゆる絶食状態。

具合が悪いせいか、ほぼ1日寝て過ごしましたがときおり腹痛がやってくるのであまり熟睡できませんでした。

眠るかトイレかの2択

辛かった。。。

日曜日(7日目)入院3日目

2日目も朝から夜中まで点滴のみです。

症状は昨日と同様でした。

ただ辛いだけです。

もう生かされているだけの状態でしたよアンディ。

この日も眠るかトイレかの2択でした。

しかし便意で起きてしまう。。。

時折神頼みをしてみました。。。

神様ゆっくり寝かせてくれよと。

月曜日(8日目)入院4日目

3日目も同様に1日中点滴をして終了。

しかし、腹痛と下痢は止まらず点滴をぶら下げながらトイレに行く毎日です。

このまま治らないんじゃないかという不安もありましたが、先生曰く、体内から悪い細菌を出してしまえば治りますから。

との言葉を信じて横になります。

早く楽になりたい。。。

火曜日(9日目)入院5日目

入院して4日目くらいから大分腹痛が収まってきました。

(これくらいから心に余裕が出来てきた感じ)

そしてこの日は再検査をしました。

入院4日目のCRPは15.3で白血球は15000でした。

入院当初より数値が下がったので入院してから初めてほっとした瞬間でありました

入院4日目くらいまでは体が辛いので寝て過ごしていましたが、5日目以降はだんだん体が楽になっているのが自分でもわかり、逆に昼間寝られなくなってしまい、暇すぎて時間を潰すのに苦労しました笑

人間というものは本当にげんきんなものですね笑

そして、水、木曜日と症状も大分改善して体も徐々に回復してきました。

金曜日(12日目)入院8日目

そして7日目に大腸カメラをしまして、その結果しだいで退院の日を決めるらしく、ご飯も食べられるとの事。

大腸内の炎症は大分おさまってきており、数値もCRPが2.1で白血球が12000まで下がっていました。

結果良好という事で、念願の食事です。

約1週間ぶりの食事はスープのみ

何の味もしないスープでお世辞にもおいしいとは言えないスープでしたが、嬉しかったですよかなり。

健康って大事だなとつくづく感じましたよ。

そして退院の日が土曜日に決まりました!!この時はテンション上がりましたねさすがに。

土曜日(13日)入院9日目

退院の朝、最後の検査をして、CRPが1.2で白血球が7830でした。

CRPが正常な値より少し高めでしたが、もう下がっていくであろうということでした。

そして9日間の入院の末、ついに退院できました。

9日ぶりの外の空気はおいしかったです笑

体重は7キロ痩せました。

そりゃあ1週間絶食しましたから痩せるのは当然ですね。

私の2016年のワースト1の出来事でした。

まだ今年は3ヶ月ありますが、これ以上悪い事は起こらないはず。。。

腸内環境を整えるのはかなり重要だとつくづく実感しましたよ。。。

入院費の支払い

9日間入院しての総診療費は約42万かかりました!

42万と聞いて慌てないで下さい。これはあくまでも総診療費でして、保険での自己負担が3割なので12万ちょっとです。

室料(まあ、家賃みたいなもん)が個室で1日5千円で9日間の利用で45,000円かかりましたがこれは保険適用外なのでご注意!!

今回の入院での私が払った総額は合計で17万円くらいでしたが2万円減免(まけてくれたのか知らんが)というのがあり、自己負担では約15万の入院費がかかりました。

高額医療費支給という制度があるらしく、ある一定の額を越えたお金を病院に支払った場合、お金が戻ってくる制度があるんですよ。

それを申請したらあとからお金が戻ってきますのでこれは絶対に申請するべきだと思います。

診療費が10万以上ならまずお金が戻ってきますから。

慢性大腸炎なら治療継続しなければいけないと聞いていたので急性だったのがせめてもの救いか。

私の場合結構酷い症状らしく9日間の入院期間でしたが、長くても2週間あれば退院できるでしょうね、体験上。

以上、アンディの入院体験記でした!!




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