【漁師の一日】どんな魚を獲っているのかも書いてみる。漁に出ている時間なども。

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ども、アンディです。

アンディ、脱サラして漁師の道を歩き始めて早3ヶ月が経過しました。

まだまだひよっこですけどね笑

そこで気になるのが何時に海に出て何時に帰ってくるの?休みは?

どんな魚を獲っているの?

と漁師の仕事に気になる方いると思います。

これから漁師を目指す人がいたり興味があったら少しでも参考になればと思い、記事にしようかと思い書いていこうと思います。

漁師といっても様々な漁法があり、みんな色々な漁法で様々な魚を獲っています。

私が漁師を始めた静岡県の代表的な漁を言えば、静岡県では一本釣り、巻き網、シラス網、底引き網、刺し網あたりが主な漁法です。

後は養殖漁業も盛んに行われているんですよね。

その中でアンディが今行っている漁は底曳き網漁を行っています(まだ見習いみたいなもんですが)

では、底曳き網漁とはどんな漁法なのか?

漁のサイクルやどんな魚が水揚げされるのか深堀りしていこうと思います。

ちなみに関連記事はこちら↓

【脱サラ】色々考えた結果サラリーマンではなく漁師の道に進む事になりました!!




底引き網漁とは?漁期や時間、獲れる魚は?

底曳き網漁

アンディが乗っている漁船は「底曳き網漁」とは別名「トロール漁」とも呼ばれ、網を海底に入れてそこから2本のロープで繋いである船を動かして引っ張り、海底付近にいる魚を狙って獲る漁法です。

網の一番最深部が袋状になっており、そこに魚が入る構造。

私の乗っている船では大体、水深300メートルから500メートル付近のいわゆる深海という深さまで網を入れて魚を獲ってます。

一回網を入れて大体35分から45分くらい海底の網を引っ張ってから網を巻き上げます。

深海なのでロープの長さも1000メートル以上あるので網を揚げる時は大きなローラーで数十分で一気に巻き上げたら網が揚がってくる仕組みになっており、海底にいる様々な深海魚を獲る事ができます。

漁期や一日どのくらい海の上なのか?休みは?

静岡県の漁期は9月の初旬に解禁となり、翌年の5月中旬までが漁期となっています。

逆に言えば5月の中旬から9月初旬までの4ヵ月弱の期間は禁漁になるんですよね。

一日の流れとしては、早朝、日の出前に港を出航して日の出に合わせて網を入れ、巻き上げるという作業を数回繰り返して夕方帰港するといった感じですね。

時間にすれば10時間から12時間は海の上にいる計算ですね。

魚の量によってはその辺が多少前後しますが日の出前に出航して遅くとも日没前には帰港しています。

休みは市場休みの前日(次の日に競りにかける為)と荒天日が休みとなります。

冬季は西高東低の気圧配置となる為、漁に出られる日よりも休みの方が多いです。。。

どんな魚が獲れるのか?

どんな魚が獲れるのかというと、種類で言えば多分数十種類は獲れてしまうのですが、売れる魚(食べられる魚)は数種類なので選別する必要があるんですよね。

食べられる、売れる魚は

「エビ類」「タカアシガニ」「ニギス」「ムツ類」「カサゴ」「アジ」「カマス」「イカ類」「タコ」「ハモ」「エボダイ」「メヒカリ」「アンコウ」「ヒラメ」などが代表的に獲れる魚です。

本当に様々な種類の魚が網に入っているので選別が仕事といった感じなんですよね。

サメやエイなども網にかかりますよ笑

呼び名がわからない魚も沢山獲れます笑

浅い所だと「ヒメコダイ」「アマダイ」「イトヨリ」などが網に入る場合も。

まとめ

基本的に底引き網漁は網があがるまで何が入っているかわからない場合が多いので網が揚がる時はドキドキワクワクします笑

お金になる魚もあればお金にならない魚もいるのでそこはギャンブルですねまさに。

どんな人が漁師に向いているのか実際に漁師となったアンディが思うに至ってシンプルで、「魚が好きな人」「海(自然)が好きな人」だと思います。

漁師とはまさに体を動かしてナンボの世界なので好きこそものの上手なれということわざがあるように、好きでなければ続かないのかなぁと感じますね。

アンディが思うに漁師は「大人の究極の自然遊び」だと思いますね。

もちろん危険な事もあるし体力的にもハードですし、魚が獲れなければ生活できませんが生きている実感がすごいんですよね、漁師やっていると。

また、他に漁師を始めて気になる事や新しい発見があれば書いていこうと思います。

以上、アンディの漁師の一日でした〜




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