こんにちは、アンディです。
最近、サバを食べて食中毒になった芸能人が話題になっていますね~
これは「アニサキス」という寄生虫と魚を一緒に摂取してしまうことによって引き起こされてしまったものなのですが、この「アニサキス」という寄生虫は昔から魚の体内にある事はご存知だったでしょうか?
今回は芸能人がこの食中毒になってしまったためにメディアで数多く取り上げられています。
しかし毎年多くの人がこのアニサキスの被害にあっていて、決して珍しいものではありません。
そのため、最近のこの話題がいわゆる「風評被害」によって魚を売っている方が売り上げが落ちてしまったとか干物屋さんでは干物の売り上げが落ちてしまったという話をとちらほら聞きます。
誤解を解くというおおげさなわけではないのですが、正しい知識を持っていればなんてことはないので安全に口にできる食べ方を書いてみようと思います。
ちなみに前回の海記事はこちら↓
『【沼津】駿河湾の極上釜揚げしらす!日本一美味しい理由とできるまで(茹で方)』
アニサキス対策
魚を加熱してから食べる
アニサキスという寄生虫は熱に非常に弱いです。
サバを食べる時は、味噌煮や塩焼きにしてしまえばアニサキスなんて怖くありません。
大体70度以上の熱を加えることによってアニサキスは死滅してしまうと言われているので加熱してしまえば安心して食べられます。
もちろん干物も焼くわけですから加熱するわけでして、何も問題なく食べられますよ~
脂の乗ったサバは非常に美味しいですし食べたいですもんね。
加熱してから食べるという事は干物や焼き魚は全く問題ないという事ですね。
加熱しないで食べる場合
サバで加熱しないで食べる代表的なものはやはり「シメサバ」ですかね。
生の身を酢でしめてから食べるというもの。
特にスーパーなどでサバを買ってきたり釣りに行って釣ってきたサバをシメサバで食べる場合には注意が必要です。
アニサキスはマイナス20℃以下で24時間冷凍すれば死滅してしまうのですが、家庭でシメサバを造るときに、冷凍庫に入れても家庭用の冷凍庫はマイナス20℃まで温度が下がりません。
最高でもマイナス18℃くらいです。
そこで、私が今まで家でシメサバを造って1度もアニサキスの被害に遭ったことはないのでその方法を紹介します。
まずはサバの身を3枚おろしにして、酢で締めます。ここまでは一般的なシメサバの造り方と同じなのですが、その後酢でしめたサバを1枚づつラップで包んだら、冷凍庫の一番奥に入れて3日ほど凍らせれば完成です。
(一番奥の方が冷気が当たって入口よりも冷えるので)
片身(3枚おろしにした状態)をさらに切り身みすればするほどアニサキスが死滅する確率が上がります。
アニサキスは体に傷がつくと死滅するので細かい切り身にすればOKです。
私は片身の状態で酢でしめてから3日ほ冷凍して食べる時に解凍して切り身にして食べていますが、今のところ家庭用の冷凍庫で凍らせても何の問題もありません。
まとめ
とにかくサバは加熱すれば何の問題がなく食べられるという事です。
お刺身ならば安全な他の種類の魚を食べればいいだけの話です。
サバの生は気をつけましょうね~というだけの話なので、メディアでそこまで騒ぐ必要があるのかはっきり言って疑問に思います。
アニサキスは体に傷がつくとすぐに弱って死んでしまうという特性を持っているのでなるべく細かい切り身にするかよく噛んで食べれば更に心配がなくなりますよ~
風評被害に遭ってしまっている人達が実際にいるので、その辺のケアもマスコミの責任ではないでしょうかね?
こう食べれば安全とか他の魚は問題ないとか。
せっかくの美味しくて栄養価も高いサバなんですからみなさん今夜はサバの塩焼きなんていかがでしょうか?