ども、アンディです。
今回の映画記事は「パニック・マーケット」でございます。
2012年公開のオーストラリア・シンガポール洋画のパニック・スリラー。
監督はキンブル・レンドール。
主演(キャスト)はゼイヴィア・サミュエル、シャーニ・ヴィンソン、フィービー・トンキン、カリーバ・ハイン他。
オーストラリアの海岸線で大地震が起こり、巨大な津波が押し寄せて飲み込まれてしまう人々。
大洪水によって浸水してしまったスーパーマーケットに取り残されてしまった13人の男女。
入口は塞がれてしまい、スーパーの中には巨大な獰猛なサメが悠然と泳いでいる状況。
絶体絶命のピンチを脱出できるのか?
あらすじネタバレを。
グロ注意。
ちなみに前回の映画記事はこちら
【映画 ブレードランナー2019】あらすじネタバレ感想レビュー!SF映画の金字塔!
あらすじ ネタバレ
地震と津波がやってくる
オーストラリアのビーチでライフセイバーをしていたジョシュ(ゼイビア・サミュエル)はライフセーバーの同僚のローリーの妹のティナ(シャーニ・ヴィンソン)にプロポーズをして成功し、ビーチでティナといちゃついていた。
ローリーが沖にあるブイの点検に行っている時に泳いでいた男性がシャークアタックにあってしまった。
まだローリーが沖にいたためジェットスキーでローリーを救出に向かったが残念ながら死んでしまう。
そしてティナはシンガポールに行ってしまい1年が経過した。
ジョシュはローリーを死なせてしまったのは自分のせいだと殻に閉じこもってしまい、無気力な毎日をスーパーで働きながら過ごしていた。
ある日、ジョシュが働くスーパーマーケットでシンガポールから帰ってきたティナと偶然会う。
彼女はシンガポールで出会ったアジア系のスティーブンという男性と仲良さげであった。
ギクシャクする二人の前に強盗が現れて客の女性が撃たれてしまう。
騒然となったところで大地震が起きて大洪水が押し寄せてしてスーパーを飲み込んだ。
絶体絶命の状況
人々は大洪水に飲まれて店内の客や店員のほとんどが水死してしまう。
地下の駐車場も同様であった。
残された店内の人々は商品棚の上にあがって状況を確認すると入り口は車や瓦礫で塞がれてしまっており、生存者は13人のみであった。
生存者の中には強盗もいた。
店内の様子を水没したスーパーの中を泳いで確認しに行った警備員のボブが店内に紛れ込んでいたサメがおり、食い殺されてしまう。
むやみに動くとサメに襲われてしまう。
しかも閉じ込められた空間という最悪の展開になってしまった。
店内は水位が増してきており、垂れ下がった切れた電線が海水に浸かってしまえば爆発してしまうことからブレーカーを切りに行く事になった。
これに志願したスティーブはスーパーのかごで鎧を作って重しを足につけて息継ぎのホースを口に咥えて海水の中を進んでブレーカーを落とす事に成功したが息継ぎのホースが足りずに溺れて死んでしまう。
色々と試すが・・・
天井に通風孔があるのに気が付いた生存者達は通風孔から外に助けに呼びに行けるのではないかと考えた。
そこで小柄なスーパーの責任者の男が名乗り出てロープで体を固定して通風孔を開けた。
中に入ろうとした瞬間に大量のカニが男性を襲い、宙ぶらりんになってしまったところをサメがジャンプして襲ってきて腹部を噛みちぎり絶命してしまう。
一方、地下の駐車場ではカップルと彼女の犬、店員の一人が生き残っていたが、ここにもサメがおり、思うように行動ができない。
かろうじて車の屋根に避難したがカップルの男性の方がサメに襲われて絶命した。
彼女のヘザー(カリーバ・ハイン)の飼い犬は彼氏によって水面に放り投げられてしまい、一度はあきらめたが生きていた。
行き詰ってパニックになった生存者達の中にいた強盗の一人が女性をサメの餌にしてその隙に逃げようと言って女性に銃を突きつけた。
しかし、別の強盗の仲間が銃を突きつけた強盗を包丁で刺してこの強盗をサメの囮にすると言い、水面に放り投げた。
サメは強盗に食らいつき、フックが口にかかって身動きが取れなくなる。
結末 ラスト
生存者の警官の不良娘のジェイミー(フィービー・トンキン)が地下の駐車場の警官の車に銃がある事を思い出し、娘とジョシュが地下の駐車場へ向かう。
そして車の中からショットガンと電気銃を発見する。
地下の駐車場のサメがジョシュに襲い掛かる。
ジョシュは深く海中に潜り込んでサメへ発砲。
サメは絶命した。
スーパーへ戻ると生存者達はスーパーの出口付近へ向かい、塞がっている出口を車のバッテリーで吹き飛ばそうともう一人の改心した強盗が言う。
全員を水面から避難させ、ブレーカーを上げに行った時にサメのフックが口から外れてサメが襲いかかってきた。
ジョシュがバランスを崩して宙ぶらりんになった時にサメがジョシュにジャンプして襲いかかった時にジョシュはサメの頭部に電気銃を打ち込んで電流を流してサメとの闘いに勝つ。
そして出口の瓦礫を吹き飛ばした生存者達は遂に脱出した。
外に出た生存者達が見たのは外が一面津波で荒野になっていた街であった。
まとめ 感想レビュー
サメが出てくるホラーパニック系の映画として純粋に観るならば面白い映画です。
主人公はサメ?と思うくらいサメが登場し、人間達を襲います。
ただ、パニックムービーという事でもっと色んな生物が出てきたりパッケージに書いてある人食いガニが出てきたりするシーンはないです。(カニは一瞬出てくるが人食いガニではない)
ただ、テンポが良く、スーパーの店内と地下の駐車場のシーンが同時進行するので飽きずに観る事ができました。
おバカな地下のカップルと犬には癒されますw
ジョシュの最後のサメを撃つシーンはアクション映画に負けないくらいのシーンでかっこいいなと。
こうゆう映画ってたいてい主人公とあと一人二人くらいしか生き残らないパターンが多いのですが生存者が意外と多かったですね~
設定が今までにない密室空間でのサメ映画という事で私的にはこの設定好きですね。
生存者達は今まで心に様々な問題や葛藤を抱えた者が多く、脱出できた時に外の荒廃してしまった街を見て純粋にジョシュが「やり直そう」と思えたのは色んな意味で生き残った皆にも共通するので良いラストシーンだなと思いました。
B級映画と言われていますが全体的にまとまっており、おふざけが少ない真面目な良い映画でした。
犬が可愛かったなぁ笑
- ストーリー性 ★★★☆☆
- 映像 ★★★★☆
- アクション ★★★☆☆
- ヒューマン ★★★☆☆
- 総合点 ★★★☆☆(3.1点)
★5つ(5点)が最高評価