ども、アンディです。
先日観光旅行で京都の圓光寺に行って参りました。
圓光寺は京都の洛北の一乗寺エリアに位置しており、慶長6年(1601年)に徳川家康が学問所を設立したのが始まりだと言われています。
京都の市街地からは少し離れているものの、隠れた観光スポットでして、院内の柱を額縁と見立てて見る庭の風景はまるで絵画のようで美しい景色が人気なんですよね。
紅葉の見頃は11月中旬から12月上旬。
額縁庭園「十牛の庭」と呼ばれているスポットがある円光寺の散策してみました。
行ってみたレビューと感想を。
ちなみに前回の京都観光記事はこちら↓
【京都・そば処】大原三千院前で紅葉を見ながらランチが食べられる店
京都 圓光寺
入口
圓光寺の看板と共に研修施設の看板も。
江戸時代にここが学問所として使われていたのか~を思いを馳せながら門をくぐります。
門をくぐって奥に進むと
奔龍庭
立派な枯山水の庭園が見えてきました。
これは「奔龍庭(ほんりゅうてい)」という庭だそうです。
庭に置かれている石は龍に見立てたものだそうです。
渦を巻いたような砂は雲海に、そそり立つ石は稲妻を見立てたそうでして、魅了されました。
そしてそんな庭園をさらに奥に進むと本堂があります。
いよいよ本堂からの額縁庭園「十牛の庭」を見てきました。
十牛の庭(じゅうぎゅうのにわ)
11月の中旬に行ったのですが、紅葉はまだそれほど色づいてはいませんでしたが、風流でしたね~
まるで時が止まったような、タイムスリップしたかのような錯覚に陥りました。
江戸時代に学問に励んでいた学生さん達もこの景色を見ていたのかと思うと感慨深いです。
うーん、非常に趣がありますね。
春は青々とした庭園が見る事ができ、一年通して楽しむことができるそうですよ~
まさに「額縁庭園」です。
柱が額縁となって本当に絵画のようでしたね。
そして本堂を出ると玄関の表にはこんなものが。
水琴窟(すいきんくつ)
「水琴窟」と書かれているすり鉢状のものがありました。
水琴窟とは日本庭園の装飾の最高技術うちの一つらしく、すり鉢状の下に空洞を造り、そこに水滴が落ちる事によって非常に澄んだ水の音が響いて聞こえると近くにいたおじさんが説明をしてくれました。
手前に地中に差さっている2本の竹に耳を当てると水の音が聴こえるとの事だったので耳を当ててみると、水が滴る音が不規則に聞こえてきました。
その音が空洞に響いてまるで安らぎのセラピーを受けているような感じで非常に癒される音です。
水の音色ってこんなに心が落ち着くのかってくらい。
ちょっと感動。
奔龍庭、額縁庭園「十牛の庭」を目で見て楽しみ、水琴窟で水の音色を耳でで聴いて楽しむ。
これぞ風流かな。
後で知ったのですが、その他にも家康公の「歯」が埋められているお墓や裏山から見える景色も絶景だそうです。
非常にいいスポットでした。
圓光寺 アクセス 詳細
住所 京都市 左京区 一乗寺 小谷町13
拝観時間 9:00~17:00
拝観料 大人500円 中高生400円 小学生300円
TEL 075-781-8025
駐車場 有り
地図(場所)はこちら