どーも、アンディです。
皆さんは帯状疱疹という病気を聞いた事があるでしょうか?
帯状疱疹とは、水ぼうそうと同じウイルスによって引き起こされる皮膚病の一種です。
神経の中にウイルスが入りこむので、体の片側に発疹が帯状に広がり、激しい神経痛と赤い発疹が特徴です。
子供の頃になった水ぼうそうのウイルスがそのまま体内に留まっており、ストレスや過労、または加齢など免疫力が低下したときに発症する病気です。
数年前に私はその帯状疱疹が発症してしまった経験があります。
しかも顔に。
とにかくもう激痛が何日も続きました。
その時の私の体験談と完治するまではどのくらいの日にちがかかったのかという経過(実体験談)を書こうと思います。
数年前の6月初旬、朝起きたら奥歯の辺りに違和感を感じました。
あぁ、こりゃ虫歯かな。と思いながらまだたいした痛みはなかったし、そのまま痛みが収まるのはよくある事なので2,3日様子を見てみることにしました。
ちなみに前回の記事はこちら↓
帯状疱疹 症状と経過
違和感を感じて3日後の症状
痛みを感じてから3日後に、ズキズキと痛みを感じるようになったので、仕事帰りに歯医者へ。
歯医者の先生に奥歯が痛いという旨を伝えて診察。
先生「どの歯が痛いんですか?」
私「とにかく左の奥の歯が痛いです。」
先生「左の奥歯はレントゲン見たけど神経抜いてあるんだけどなあ。」
私「でも痛いんですけど。。。」
先生「じゃあ神経が完全に取りきれてないかもしれないから治療しましょうか。」
という感じで左の奥歯を治療してもらうことに。
4日後の症状
そして、次の朝、前の日よりも痛みが増していました。ズキズキと痛みが響きます。
そして朝鏡をみたら唇の左側に赤い発疹が。(1円玉くらいの範囲)
その時は歯が痛いだけだと思っていたので発疹はたいして気にはせずに仕事終わりに歯医者へ。(この日は1日中痛みがあった)
そして、先生に昨日よりも痛みが激しくなっている旨を伝えると、先生が
「アンディさん、ちょうど痛いところ(唇の左側)に発疹ができてるしこれは歯の痛みではないかも」
ま、マジですか!!
先生「神経取りきっているのに痛いなら神経か何か別の病気かもしれませんよ。」
神経?!歯じゃないの?!
何それ??病気??
虫歯だとばかり思っていた私はかなり動揺しました。
先生「神経科か皮膚科で診てもらったほうがいいですよ。」
先生「歯の痛みではないですよおそらくは。」
ダメ押し↑
私「わかりました。悲」
すぐ近くに神経外科があったのでそこに行くことにしました。
しかし。。。診療時間オーバー。本日終了。
翌日神経外科へ行く事に。
5日後の症状
次の日、朝起きたら唇の横の赤い発疹が前の日の倍くらいの大きさに広がっており、相変わらずズキズキと激しい痛みが。
この日は土曜日で仕事が休日だったので朝1番で神経外科へ。
そして診察してもらったところ、ついに帯状疱疹という診断が私に下されました。
神経外科の先生「もう少し来るのが遅かったら顔面神経が麻痺してたかもしれませんよ。」
そんな事言ってもこちとら虫歯だと思っていたし。。。
まあ、とりあえず塗り薬と飲み薬もらったんで家で静養しました。
その晩は結局痛みで一睡もできずに朝を迎えました。
治療方法は飲み薬と塗り薬を塗って後はひたすら痛みに耐えるのみです。
なんというか、心臓の鼓動に合わせてチクチクズキズキ痛みを感じました。
歯の周りどころかその晩から頭痛も激しく、顔の左側が全部痛い感じ(頭部も)。
6日後の症状
ここからが辛かったです。
赤い発疹が顔の左半面を覆うようにできて、こめかみも耳の穴まで発疹ができて、激しい痛みで眠れないし何もすることができませんでした。
塗り薬を塗って飲み薬を飲み、後は痛みに耐える。
ひたすら痛みに耐えるという修行みたいな感じでしたよ。
日曜日で休日でしたがふとんの上で痛みに耐えながら1日が終わりました。
7日後の症状
この日は月曜日でしたが、当分仕事なんてできる状態ではありません。
しばらく休みますと会社に伝えました。
もちろん前の晩も一睡もできず。
激しい頭痛と顔の周りの痛みに耐えるだけです。鏡を見たら、顔半分が発疹で覆い尽くされた状態。
これって痕が残るんではないかと不安でしたが、痛みが収まるならなんだっていいやって思えるほどの激痛でした。
8日目の症状
相変わらずの激痛でさすがに2日間一睡もできていないので2時間ぐらい寝ることができました。
痛みで起きることはしばしば。
後は変わらず。。。ひたすら痛みとの闘いです。
この日もふとんの上で1日過ごして終わり。
治療法は変わらずにひたすら耐えるのみです。
9日後の症状
この晩から初めて朝まで眠れました。
夜中に痛みで起きたりしたのですが、前の晩よりは
マシな痛さでした。
薬が効いてきて痛みが収まってきたのでしょう。
赤い発疹は相変わらず顔の左側を覆っていましたので家の中で静養しました。
10日後の症状
痛みがだんだんと収まってきました。
この日に神経外科に通院予定だったので行って診察。
先生「痛みはどうですか」
私「昨日くらいからだんだん収まってきました」
先生「そうですか。あとはだんだん良くなっていきますよ。ただ、そのうち発疹から膿が出るから痒くても我慢してガーゼをして下さい。」
帯状疱疹を患ってから初めてホッとした瞬間でしたよ。
11日後の症状
痛みがほぼ収まり、発疹が痒くなりましたが、ガーゼをして1日過ごしました。
人間、痛みも収まって段々体が健康になってくると、1日が長く感じてくるようになるもんですね。
ネットしたりゲームしながら1日を過ごします。
この顔では外にも出られませんからね。
仕事はまだ行けずに静養。
12日後の症状
ガーゼを交換したらガーゼには膿がついていました。
良くなっている証拠だな、と思いつつ静養。
痛みはほぼなくなりました。
この頃になるととにかく患部が痒くなります。
掻いてはいけないのでひたすら我慢です。それが逆に辛いです。
とにかくかゆい!!
このかゆさは予想外の辛さでした。
13日後の症状
塗り薬を塗ってガーゼを替える日々です。
この頃になると痛みはほぼなくなっています。しかし相変わらず痒いです。
おそらくかさぶたができると痒くなるのと同じ原理なんでしょうね。我慢我慢です。
アンディ!今度は痛みではなくかゆみとの闘いに突入!
これが最終局面の闘いだと思いながらかゆみに耐えます。。。
14日後の症状 完治(治療終了)
帯状疱疹を発症して2週間が経過しました。
ガーゼに膿がほとんどつかなくなり、顔の発疹もほぼ消えた状態になりました。
翌日も念のため会社を休んで、帯状疱疹を発症して16日後にやっと職場復帰できました。
完治です。発症してからの期間は16日間で治療終了となりましたよ。
この2週間ちょっとはホントに辛かったなぁ。。。
まとめ
今でも唇の左側の所が触っても何も感じません。
多分その時のウイルスによって神経が麻痺しているんでしょう。
でもそれぐらいで済んで良かったと思っています。
患部があれだけ発疹が出て膿んだのですが、痕はほぼなく、元の顔に戻りました。
完治までは約2週間かかりました。
帯状疱疹は初期の症状がわかりにくいので、この体験談に似た経験をしたら、早めに皮膚科か神経外科を受診しましょう!
赤い発疹とズキズキと痛みが出れば帯状疱疹を疑ってもいいでしょう。
痛みは神経からくるので半端じゃないですよ!!
顔に発症すると危険ですよまじで。
早めの病院への受診でその後の完治も大分変わると思いますよ~
以上、経験者は語る!帯状疱疹体験談でした。