ども、アンディです。
実は先日、「アニサキス症」を発症してしまってとんでもなく辛い体験をしてしまいましたよ。。。いわゆる食中毒?みたいなもんですわ。。
アニサキスとはちょっと前に芸能人が苦しんだとニュースで取り上げられていましたよね。
まさか自分がその目に遭うとは夢にも思いませんでしたよ。。。
アニサキスって何?という人に少し説明を。
アニサキスとは寄生虫の1種でして、主に青魚(サバ、イワシ、サケ、サンマなど)の内臓に寄生している線状の形をしているやつです。
イカにもいますよやつは。特にスルメイカに多いですが、アオリイカなどにもいるみたいです。
加熱しない(つまり刺身)でアニサキスが寄生した身を食べてしまうと胃の中でアニサキスが悪さをするというわけなんですよ。これが「アニサキス症」というやつです。
私の場合はシメサバでアニサキスに当たりました。。。不覚!!なんたる不覚!!
アニサキスに当たるととにかく腹痛がハンパない!!
としか言えません。。。
では、アニサキスを摂取した時と症状が発症した時の状況と完治するまでの体験談を時系列で経過を書いていこうと思います。
ちなみにアニサキス関連の記事はこちら↓
アニサキスになった時の体験談
すし屋でシメサバを食べた
ある日の夜の8時頃、地元にある某すし屋に行った時のことです。
とりあえずシメサバが食べたかった私はとりあえず酒の肴にシメサバを注文しました。
脂が乗っていて美味しかったのでペロッとたいらげてしまいましたよ。酒にあうあう!まいう~でしたね。
そして、寿司をいくつか注文して(青魚を食べたのはシメサバのみ)、満足した私は帰路について睡眠。
寝た時間はたしか23時頃です。
この時はほろ酔いで満足したまま眠りにつきました。
胃の不快感で目が覚める
夜中になぜか目が覚めてしまい、時計を見たらまだ午前3時。
目覚めた時に胃に違和感がありました。胸焼けに近い感覚。
少し飲み過ぎたかな?なんて思いながら再び寝ようとするものの、胃の不快感でなかなか寝付けませんでした。
そのうちに胃の不快感というかみぞおち?胃の上部?の辺りに痛みを感じるようになってそこからが地獄の始まりでしたよ。
だんだんと腹痛が強くなり、胃の上部が激しい痛みでとても眠れる状態ではなくなりました。
胃腸炎は何回も経験があり、胃腸炎の場合は胃腸が手で掴まれているというか捻られてるというかギューッって痛みの波がくるそんな感覚でしたが、今回は違いました。
まるで胃の内側から針を胃の壁に刺しているような激痛。
変な脂汗は出るしこれはただの胃腸炎ではないな?と直感的に感じましたよ。
胃痛で寝付けず朝を迎える
結局それからは激痛で全く寝ることができず、朝になりました。
胃の痛みは収まるどころかずーーっと痛い。
何十回寝返りをうったことか。。
お腹を押さえて「うぅーーーっ」とひたすら呻いている状態。
これはヤバイと思い、この日は仕事でしたが休みをもらいました。仕事どころじゃない。
会社に電話するのもやっとの状態です。
そして朝になり痛みとともに吐き気も催してきました。
しかし、不思議と下痢の症状がありませんでした。
これも胃腸炎ではないなと思った原因の1つですね。
近所のかかりつけの胃腸科へ
とても耐え切れないと思った私はたまらずにいつも胃腸炎でお世話になっているかかりつけの病院に行く事にしました。
着替える元気も気力もなく、パジャマで向かいます。
やっとの思いで病院に辿り着き、先生に症状を伝えたところ「昨日は生ものを食べた?」ときかれて夜にシメサバ&寿司を食べた旨を伝えると、「血液検査と胃カメラしましょう」と一言。
しかし、胃カメラ(内視鏡検査)をやるのに胃に内容物がまだ残っているとできない&準備があるとの事で午後から胃カメラで胃の検査をすることに。
その間、点滴を打って待つこと数時間。
この時だけは早く午後になってくれと祈ってましたね。
激痛に耐えつつ、念願の胃カメラの時間となったわけでありますよ。
胃カメラで病名判明
ヨロヨロとベッドに横になり、喉にスプレー麻酔をかけられ内視鏡検査の始まり。
人生初の胃カメラですよ。
大腸カメラは以前入院したときに経験しましたけどね。
胃カメラがのどの奥へ奥へと進んでいきます。
胃に辿り着いたようです。先生が細かく説明して下さるのですが、早くなんとかしてくれという思いが強く、あまり耳に入りませんでしたよ。。。
そして、時間にして胃カメラを始めて5分くらいでしょうか。
先生が「あっ!いたいた!アニサキスですよ。」と。
そう、この腹痛の原因がアニサキスだったようです。
「このまま取り除きますね~」と先生。
どうやら1匹のアニサキスが私の胃の中にいたらしい。
先端にマジックハンドみたいなものがついているらしく、それを使って取り除いて胃カメラ終了。
時間にして10分ちょいでした。
アニサキス除去してから
アニサキスと取り除いてもらった途端にあらまあ不思議。
あんなに激しかった痛みが全くと言っていいほどなくなりました。
明け方から激痛と闘った死闘もこれで終結した瞬間でした。
そして、涙を拭き取って(鼻水も)胃カメラ手術終了です。
ちなみにビンに入った私の胃の中で悪さをしていたアニサキスを見せてもらいました。
ビンの底にある液体の中の線状のやつがアニサキスだそう。(ピンぼけすいません)
こんな寄生虫が私の胃の中にいたなんて。。。気持ちわるっ
一応、胃の粘膜を修復するのみ薬を処方してもらって先生曰く「もう大丈夫ですよ。食事も普通に食べられますよ」と。
青魚の刺身はくれぐれも注意して下さいと助言されて病院を後に。
会計したところ、費用は2万ちょっとかかりました。
あの明け方からののお腹の激痛は何だったのかというくらいに痛みがなくなりましたね。
まとめ
アニサキス症は気をつけていればならない症状ですが、魚を生で食べる場合は常にそのリスクがあるという事が見に染みてわかりましたよ笑
かといってもう刺身なんて食べない!!なんて事はないですよだって魚旨いんだもん。
私はこれはもうなんか交通事故みたいなもんだと思うんですよね。
予防法としては、アニサキスは少しでも体に傷がつくと弱って死滅するのでよく噛む事らしい。
遭遇してしまったらしょうがない。みたいな。
こればっかりはどうしようもない。お店が刺身を出せなくなるよ気にしてたら。
(お店もなるべく目視なり何らかの方法で努力はしていると聞いてます)
まあ、今回は病院日帰りで完治したのが不幸中の幸いでした。
刺身を食べてお腹が痛くなったり吐き気を催した場合はアニサキスの可能性があるので病院に行く事をおすすめします!
以上、アンディのアニサキスに当たった実体験談でした〜