ども、アンディです。
今回の映画記事は『エベレスト(EVEREST) 』です。
登山ブームが熱を帯びていた90年代、世界最高峰の山エベレストで商業登山のアマチュア登山家が大量遭難してしまった。
果たして遭難してしまった人たちの運命は?
実際にエベレストで1996年に起こってしまった事故を元に作られた映画。
2015年のアメリカ・イギリス映画。
監督はバルタザール・コルマウクル。
キャスト(主演)はジェイソン・クラーク、ジェイク・ギレンホール、キーラ・ナイトレイ、ジョシュ・ブローリン、ジョン・ホークス他。
あらすじネタバレを。
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エベレスト あらすじネタバレ
エベレストへ
AC隊(アドベンチャーコンサルタンツ)という登山ガイド会社を立ち上げ商業登山で一人65,00ドルで顧客をエベレストの頂上へ到達させるツアーを隊長のロブ・ホール(ジェイソン・クラーク)は間近に控えていた。
ロブには妻がおり、身重のジャン(キーラ・ナイトレイ)に「生まれる前に必ず帰ってきてね」と言われツアー客と関係者とネパールへと飛び立った。
ツアー客には郵便局員のダグ(ジョン・ホークス)や登山経験豊富なベック(ジョシュ・ブローリン)、6大大陸最高峰の登頂を成功させ残るはエベレストのみの日本人女性の難波康子など様々なメンバーがいる。
エベレスト登頂の6週間前にふもとのベースキャンプ(5364m)に辿り着いた一行であった。
この頃の登山人気は非常に高く、スコット・フィッシャー(ジェイク・ギレンホール)率いるMM隊(マウンテン・マッドネス)も登頂を控えておりスコットはロブの友人でもあった。
他にも様々な隊がベースキャンプに滞在して混雑していた。
徐々に高度を上げて行く
体を慣らす為に徐々に高度を上げていく一行。
次はさらに高度が高いベースキャンプへ向かい徐々に高度を上げていくと共に体を慣らす順応訓練と共にエベレストの訓練を行った。
そして遂に最終ベースキャンプ(標高7,800m)に到着。
しかし、登山者が多いために難所のロープが張ってある所やハシゴが掛かっている場所が人数が多すぎて渋滞していまうため、ロブは他の隊に登頂日をお互いにずらそうと提案するが、5月10日が一番登頂に縁起がよく、スコットの隊こそ協力しようと言ったものの、他の隊は反対した。
その頃、ロブがニュージーランドにいる妻と衛星電話で話をしたらお腹の子供が娘だという事がわかり「サラ」と名付けて欲しいとジャンに言ったがジャンは了承せずに終わる。
ベックは今度登山したら離婚すると言われたといい、ダグは地元の子供達にやればできるんだと勇気を与える為に今回参加したと言った。
ダグは前回登頂目前で断念していたので尚更登頂の意志は固かった。
ロブは安全第一を心掛けていたので時間になっても登頂できなければ引き返すつもりであった。
いざ登頂へ
そして運命の5月10日。
登頂するには絶好の天候であったが、その後再び嵐が来る事を予想して午後2時を登頂のリミットとする事をベースキャンプにいるヘレンに無線で伝え、登り始める。
途中、張ってあったロープが切れているアクシデントがあり、予定を送れてしまうが、遂には頂上まで400mの南峰、通称バルコニーと呼ばれる場所へ到着。
そこでベックが目の不調を訴え、ロブは登頂を断念させそこに留まるようにベックに伝える。
そして、ロブは難波やハロルドと共に頂上へ到達した。
他の隊も続々と登頂に成功して引き返していく。
引き返すときにようやくダグが頂上を目指していたが、タイムリミットの午後2時を過ぎていたので引き返すように伝えたがダグの登頂の意志は固く、ダグと共に再び登頂し、頂上へ。
ダグは登頂に成功したものの体力が限界であった。
そして、ロブとダグは下山を開始する。
ラスト 結末
タイムリミットを大幅に過ぎていたロブ達は嵐に遭遇、先に下山を開始していた難波、ハロルド達は途中で南峰に留まっていたベックとともに下山していたが、彼女達も同様に嵐に遭遇し、遭難してしまう。
その場所は「死の領域(デス・ゾーン)」と呼ばれており、過去に多数の遭難者が出た場所であった。
さらにダグが体力の限界で滑落してしまい、ハロルドも行方不明に。
ロブはダグ達を探して南峰に辿りついたがそこには置いてあるはずの酸素ボンベの予備はなかった。
酷い嵐で身動きが取れなくなり、南峰に留まるロブ。
ロブは無線でベースキャンプに救助を要請するが、嵐で捜索は困難を極めた。
難波とベックは一度意識を失っていたが、意識を取り戻して自力でベースキャンプへ。
難波はそこで息絶えた。
ロブは、徐々に意識がなくなっていきベースキャンプにいたヘレンが衛星電話と無線を使って妻のジャンにロブに呼びかけてもらうが、ロブはもう限界であった。
「娘が生まれたらサラと名付けてくれ」とジャンに言うとジャンは泣きながら了承。
ロブは永遠の眠りにつく。
まとめ 感想レビュー
5月10日の商業登山で8人の方が亡くなった遭難事故です。
まず、映像にリアリティがあって迫力に飲み込まれてしまいました。
人が死ぬという現実と共に家族との永遠の別れもあり胸を打たれ泣いてしまいましたよ。
登る人にはそれぞれの人生のドラマがあり、それぞれの視点で描かれている所もこの作品は素晴らしいと思います。
ただ、途中で吹雪やらで髭面の人が雪まみれの顔面で誰が誰だかわからなくなってしましましたのが難点でした。
まあ、流れであ、これはロブだ~なんて判断してましたけど。
そしてこの映画を観て思ったのが、「自然の前には人間は無力」という事。
日本の登山でも遭難してしまう危険が伴う事なのに世界最高峰の山をお金を払ってでも登頂すればたしかに名誉だとは思いますが、自然をなめ過ぎた結果でもあるし、ある意味「人災」でもあるかなと。
やっぱりエベレストを登るってなれば私なら最低でも出発の半年前ぐらいからトレーニングしますもん。
それを金払えば登れるなんてまさに過信。
自然の厳しさをまざまざと見せつけられました。
3Dという事で映画館で観たかったなぁ~
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- ストーリー性 ★★★★☆
- 映像 ★★★★★
- アクション ★★★☆☆
- ヒューマン ★★★★
- 総合点 ★★★★☆(4.0点)
★5つ(5点)が最高評価