【映画 ランボーⅠ】初代はただのアクション映画ではなかった!あらすじネタバレ感想レビュー!

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ども、アンディです。

今回の映画記事は『ランボーⅠ』(FIRST BLOOD)です。

ランボーってかなり有名ですが、意外と初代って観た事ないという方いますよね~

私もそうだったので観てみました。

ランボーのイメージって筋骨隆々のランボーが機関銃をぶっ放してみたいなイメージがあるのですが、パートⅠはそんな事ありませんでした。

ベトナム戦争後の帰還兵への風当たりが強い80年代のアメリカの風潮に一石を投じたどちらかというとシュールな映画です。

ベトナム帰還兵のランボーが戦友を訪ねてワシントン州の小さな町を訪れた。

しかし、戦友はガンですでに亡くなってしまっており、行き場をなくしたランボーは町を歩いているときに保安官に不審だと言われ捕まってしまう。

警察署で酷い扱いを受けたランボーは警察署を脱走。

ランボーの運命は?

1982年のアメリカ洋画で監督はテッド・コッチェフ。

主演(キャスト)シルベスター・スタローン、リチャード・クレンナ他。

ちなみに前回の関連記事はこちら

【映画 大脱出】難攻不落の刑務所から脱出できるのか?あらすじネタバレ感想レビュー!




ランボー パート1 あらすじネタバレ

逮捕されてしまう

ベトナム帰還兵のランボー(シルベスタ・スタローン)はワシントン州にある小さな町へと戦友を訪ねてやってきた。

しかし、その戦友はすでにガンに侵されており亡くなっていた。

あてもなく小さな町を歩くランボーを不審に思った巡回中のティーズル保安官はランボーを車に乗せ、町からでるように言う。

町はずれまで車で送ったティーズル保安官は戻る時にバックミラーを見るとランボーがまた戻ってきたため、荷物検査をする。

ランボーはナイフを所持しており、逮捕されてしまい、署で不当な扱いを受ける。

棒で殴られ、水攻めにあい更には髭を剃られる時にベトナムで捕まった時の記憶がフラッシュバックし、ランボーは保安官達を襲って署から脱出した。

バイクを盗んで逃走するランボーを追いかけるティーズル保安官。

山の麓で車がひっくり返ってしまい、ランボーは山へ逃走。

ティーズル保安官はヘリコプターと警察犬の応援を要請した。

ランボーの本領発揮

山へ逃げ込んだランボーを警察犬とヘリコプターで追いかける保安官達。

しだいに追い詰められていくランボーは崖の絶壁に追い詰められてしまい、無防備なまま絶壁にしがみつくランボーにヘリコプターから発砲する狙撃手。

ランボーはとっさに崖から下へ飛び降り、木のクッションを使って谷へ降りた。

更にヘリコプターに石を投げ、操縦士に当たって機体がバランスを崩して狙撃手が岩の上に落下して亡くなる。

後から現場に駆け付けたティーズル保安官達はランボーが殺したものだと思い込んでさらにランボー逮捕に執着していく。

州警察まで要請し、ランボーは山の周りを包囲されていった。

その頃、ランボーの身元が判明し、彼はベトナム帰還兵であり、グリーンベレー出身のアメリカ特殊部隊の英雄であった。

さらにランボーを追い詰めるティーズル保安官は警察犬を放ったものの返り討ちにあってしまい、負傷者が多数出てしまう。

更にティーズル保安官にナイフを突きつけて「俺にかまうな」と言い山へ姿を消したランボーであった。

州警察が動き出す

遂には州警察が動員され、ランボーのベトナムでの上官だったトラウトマン大佐(リチャード・クレンナ)もやってきた。

トラウトマン大佐はティーズル保安官に一回ランボーを逃がして落ち着いたところで別の町で逮捕する提案をしたが、自身が捕まえるという執念を持った保安官は拒否する。

トラウトマン大佐はこれ以上ランボーを追うと大量の死者が出ると言い、無線でランボーを説得したものの失敗し、ランボーは保安官達から不当な取り調べを受けた事を大佐に言う。

次々と山へ入る兵士達は山小屋までランボーを追い詰め、ロケットランチャーで山小屋を破壊した。

喜んだ兵士達だったが、ランボーは地下に繋がる坑道で生きており、坑道奥へと進む。

しかしティーズル保安官は自身の手でランボーを逮捕する事にこだわっており、失意する。

ラスト結末

坑道から軍のキャンプ地近くに出たランボーは爆弾が積まれたトラックを奪い、逃走する。

ランボーが生きているとの情報を得た保安官は町に繋がる橋の先を封鎖するが突破してガソリンスタンドに到着。

トラックに積まれた爆弾を爆破し、ガソリンスタンドが吹き飛んだ。

その衝撃で隣の車屋の車が次々と爆発していく。

トラウトマン大佐は再び保安官に忠告するが聞かずに警察署の屋上でランボーを待つ保安官。

ランボーは更に店を爆破し町を破壊していき、送電機を爆破して街中を停電させた。

屋上にいる保安官き気付いたランボーは下から銃撃して保安官は落下し、始末しようとしたところでトラウトマン大佐が現れた。

ランボーは帰国後の苦しい胸の内をさらけ出し、帰国後に赤ん坊殺しと避難を浴びた事や働き口もなく、戦争中に目の前で友人が吹き飛ばされ毎日思い出すと大佐に言う。

大佐はそっと涙を流すランボーを抱き寄せ、大佐に連れられ警察署を後にした。

まとめ 感想レビュー

正直ランボーのイメージが変わりましたね。

今まで観てきたランボーはド派手なアクションで敵をぶっ放すイメージだったのですが、パート1では冷静沈着に相手を仕留めていく。

非常にクレバーな戦い方をしていました。

しかも最後のシーンで大佐にベトナム帰還兵の気持ちを思いを込めて叫ぶシーンはジーンときてしまいました。

反戦映画の象徴のような作品だと思います。

戦争とは何か?を戦ってきた当事者から聞く事ってほとんどないですし、ましてや気持ちなど聞く機会なんてほとんどありませんからね。

派手なアクションシーンはほぼありませんが、名作だと思います。

ランボーシリーズはこの作品から観た方がいいですね。

しいて言えば、一応保安官を一人殺したことになっていて、町を破壊したランボーは罪に問われたのかどうかが気になる所でした。

  • ストーリー性   ★★★★☆
  • 映像       ★★★☆☆
  • アクション    ★★★☆☆
  • ヒューマン    ★★★★☆
  • 総合点      ★★★★☆(3.9点)

★5つ(5点)が最高評価




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