ども、アンディです。
今回の映画記事は「ワン・デイ(One Day)23年のラブストーリー」です。
舞台はロンドンとパリ。
お互い夢を追いかけ、想いを抱いたまま些細な事ですれ違い時が流れていく男女。。。
恋は成就するのか?
果たして二人は結ばれたのか?
泣ける感動のラブストーリー。
監督はロネ・シェルフィグで2011年のイギリス洋画。
主演(キャスト)はアン・ハサウェイとジム・スタージェス。
ちなみに前回の映画記事はこちら
【映画 ウォーターワールド】あらすじネタバレ感想レビュー!ワクワクドキドキな世界観が良い!
ワン・デイ あらすじネタバレ
出会う二人の男女
1988年の7月15日、大学の卒業式でエマ(アン・ハサウェイ)は前から気になっていた同級生デクスター(ジム・スタージェス)に話しかけた。
意気投合した二人はエマの家で一晩を過ごした。
真面目なエマはモテるデクスターに好意があったにもかかわらず勇気がなく親友でいようと提案し、デクスターも受け入れる。
その日は7月15日で聖スウィジンの日であった。
それから毎年7月15日は親友として連絡を取り合ったり会ったりする事になった。
そんな中エマは夢であった作家になる為にロンドンに引っ越し、ウェイターのアルバイトを始める。
デクスターはテレビの司会者になったものの、深夜番組の低俗な番組の司会者で華やかそうな一面、両親には反対されていた。
1992年の7月15日、デクスターはエマを旅行に誘い、二人で濃密な時間を過ごした。
すれ違う二人
未だに低俗な番組の司会者をしていたデクスターは1994年、両親に会いに実家を訪れた。
母親は病気を患っており、余命がいくばくもない状況であった。
しかし、母親に今の仕事を軽蔑され、酒を飲んで行った為、父親が激怒し、デクスターの車を取り上げてしまう。
デクスターは今の仕事に不安を抱いており、酒や女に溺れていたのであった。
母親に失望され車も取り上げられ失意のどん底にいたデクスターはエマに電話を掛ける。
しかし、エマはアルバイト先でエマに好意を寄せるイアンと映画を観に行っておりエマの声は聞けなかったのであった。
イアンはエマに告白して二人は一緒に住む事になる。
デクスターの母親は亡くなってしまい、寂しさでエマに電話を掛け、二人は会う事になった。
そして、久しぶりに会った二人であったが、デクスターの態度に失望したエマはもう好きになれないとデクスターに伝えた。
お互いの道を進む二人
テレビの司会者をしていたデクスターに新旧の波が押し寄せる。
若い司会を使いたいというプロデューサーの意向によって番組を降ろされてしまう。
そんな時にシルヴィという女性に出会ったデクスターは彼女と結婚するシルヴィはデクスターの子を身籠っていた。
友人の結婚パーティーに呼ばれたエマとデクスターは久しぶりに会話をしてシルヴィと結婚する事を伝えた。
エマは彼を祝福したのであった。
しかも学生時代の友人のカルムに仕事を紹介したもらい、順風満帆なスタートをきったデクスター。
しかし、エマはデクスターとの恋を描いた小説を書いており、それをみたイアンと喧嘩をしてしまい、不仲になってしまった。
幸せな生活が続くかにみえたデクスターであったが、シルヴィが友人のカルムと浮気をしている事が発覚し、離婚したのであった。
エマに会いに行く事を決めたデクスター。
地道に努力を続けていたエマは遂に作家として花開いた。
ラスト
パリでジャズピアニストと付き合ってエマは会いに来たデクスターに彼を紹介しようとするが、デクスターはショックで断ってしまう。
歩き出すデクスターの後ろを追いかけたエマ。
20年の時を経て二人は遂に結ばれたのであった。
それから二人は同棲して愛を育んでいく。
エマが子供願望があり、子作りに励むがなかなか妊娠せずにある朝デクスターと喧嘩をしてしまう。
デクスターは夕方から映画を観に行こうとエマを慰める。
エマはデクスターに少し遅れるが向かうとデクスターの留守電に残した後に自転車で交通事故に巻き込まれて亡くなってしまう。
その後、失意の中父親と会話するデクスター。
父親は言った「エマが生きていた時のように生きろ」と。
無理だと言うデクスターに対し「私は10年間やってきた」と静かに話す父親。
デクスターはカフェを開業して未来へと一歩進んだ。
デクスターはある日、娘を連れてあの卒業式の翌日にエマと行った山へ行く。
親友は母親だと言う娘に対しデクスターがじゃあパパは?と尋ねる。
娘は言った「パパはパパよ」。
最後は卒業式の次の日の回想で物語は終了した。
まとめ 感想レビュー
エマの死には非常に衝撃でしたよ。
卒業式の当日にエマのアパートに泊まったデクスターは翌日エマと景色の良い山を登り、二人の恋が始まるかに見えたが、デクスターの両親が会いに来ていたためまた今度会おうという約束をした。
ラストがなんとも切なすぎる終わり方でタイミングが最初から合わずに常にすれ違っていた二人を象徴するかのような回想シーンで感動というか切なくて泣けましたよ。
まあ、遠回りしたからこその愛の深さってのもありますけどね。
遊び人のデクスターが最初からエマと付き合っていたら到底続くとは思えませんよw
デクスターが前を向きカフェを開業してイアンがその店に家族と訪れた際も連絡を取り合おうと言うデクスターに対してイアンは「もう会うことはないだろう」と前向きな発言をしている事やさらにイアンに「エマを輝かせた君に感謝したい」と言われたデクスターは後悔しないで生きられるんだなぁとなんだかホッとしたというか安心したというか。
人間の縁というものもタイミングというものもあらためて大切なのだと思い知らされた作品でした。
人生って思い通りにいかないもんなんだよと教えられる作品。
またエマがキュートで可愛いしデクスターが男前なので余計に感情が揺さぶられました。
切ない恋愛映画が観たい人には是非見てもらいたい作品です。
- ストーリー性 ★★★★☆
- 映像 ★★★☆☆
- アクション ★★★☆☆
- ヒューマン ★★★★★
- 総合点 ★★★★☆(3.7点)
★5つ(5点)が最高評価