ども、アンディです。
今回の映画記事は「探偵はBARにいる3」です。
主演(キャスト)の探偵さん(大泉洋)が高田(松田龍平)とコンビを組んで依頼された仕事をするうちに事件に巻き込まれていくというサスペンスシリーズの第3弾です。
2017年公開のシリーズものの邦画。
監督は吉田照幸。
今回は高田の友人の依頼で人を探してほしいという依頼で人探しをしているうちに大きな事件に巻き込まれていきます。
高田はもうすぐ酪農を学びにニュージーランドに行くという。
さあ、2人の運命は?行方不明になった人間は無事に見つかったのか。
今回で最後のコンビになってしまうのか。
あらすじネタバレを。
ちなみに前回の映画記事はこちら↓
【映画】シャッターアイランド あらすじネタバレ解説 全ての謎が解けるまでこの島を出る事はできない
探偵はBARにいる3 あらすじネタバレ
ある事件が発生
場所は北海道。
女子大生を乗せたトラックが何者かに襲撃されてしまい、積み荷を奪われた挙句、女子大生も行方不明になってしまうという事件が起こった。
そこに人探しをして欲しいと高田の大学時代の後輩の原田から依頼を受けた。
そこで探偵(大泉洋)は行方不明になった女子大生、諏訪麗子(前田敦子)を捜しはじめる。
調べていくうちに諏訪麗子は表向きはモデル派遣事務所で裏ではデートクラブを運営している「ピュアハート」で働いていた事を知る。
ここでオーナーの岬マリ(北川景子)と対面するがマリは探偵を知っている様子であったが探偵は思い出せなかった。
更に調べを進めていくと、ピュアハートのバックには花岡組という暴力団組織がいる事を知る。
その北岡組内の北城グループの代表、北城仁也(リリーフランキー)がピュアハートを仕切っていたのであった。
更に調べて行くうちに事件に巻き込まれる
探偵は花岡組と対立関係にあった地元の桐原組の若頭、相田(松重豊)に相談してみたところ、相田から拷問を受けて深入りするなと警告されてしまう。
そこで探偵は新聞記者の松尾(田口トモロヲ)と接触して話を聞いたところ、トラックが襲撃されて女子大生が失踪してしまった事件を知る。
さらに、積み荷には大量の麻薬が積んであり、襲撃された運転手は花岡組の組員、椿秀雄(坂田聡)であった。
更に調べを進めていくうちに探偵はマリがこの事件に関係していると推測してマリの後を付けたところ、隠れ家のアパートに失踪した諏訪麗子がいるのを発見した。
しかし、そこで探偵と高田は花岡組に見つかってしまい、車で運ばれて脅されてしまう。
モンローとの再会
探偵は、かつて札幌の伝説の風俗女王のモンロー(鈴木砂羽)に会いに行く事にした。
彼女は今は結婚して子供がおり、食堂を経営して暮らしていた。
モンローの話を聞いていくうちに探偵は過去にマリに会っていたことを思い出したのであった。
数年前にモンローの依頼で路地裏に倒れ込んでいたマリを見つけ出し、彼女にこう言った。「命を燃やすものに出会うまで命を粗末にしてはいけない」と。
そしてマリは妊娠したものの子供を産めなかった事を知った。
マリはその探偵の一言で立ち直ることができたのであったと。
札幌に戻った探偵はマリに誘われて酒の酔っていることもあり一夜を共にしてしまった。
朝になると108万円の封筒と麻薬が置いてあった。
マリの麻薬をさばいてお金をある子供に届けて欲しいという依頼を受けてしまったのであった。
北城グループに捕まる
翌日、北城グループが探偵の部屋にやってきて麻薬が置いてあるのが解って捕まってしまった探偵だったが、途中で駆け付けた高田によって助けられた。
その後、野球のイベント会場でマリは北城との麻薬の取引を持ち掛け、探偵と共に取引に向かう。
そこで、北城の用心棒の波留(志尊淳)らに阻まれそうになったが、マリが発砲して探偵はその場から逃れる事に成功した。
最後に高田と波留が1対1の勝負になったが見事に高田が勝利したのであった
マリは警察に捕まり、その後持ち帰った麻薬で北条も逮捕された。
ラスト結末
探偵は約束を果たすためにマリが言っていた子供の元へ。
母親がいたので「この子はあなたの子ですか?」と聞く探偵。
はいと答える母親。
その子の誕生日を見ると、マリの子供の出産予定日であった。
マリはこの子を自分の子供の代わりだと思い、高額な病気の治療代を稼ぐためにあの取引をしたのだと探偵は全てを理解したのであった。
その後、麗子は無事に原田の元へ戻って結婚した。
探偵はニュージーランドに行く高田に餞別を渡してその場で別れたのであった。
数日後、探偵が江別に行くとそこに高田がいた。
探偵がなんでここにいるのかと尋ねたところ「北海道に住んでいるニュージーランド人から酪農を学ぶ」と言った。
餞別は競馬に全てつぎ込んでしまった高田と探偵の物語は一旦終了しました。
まとめ 感想レビュー 評価
パート3まで出ていますが、それぞれ物語が別々になっているのでパート3から観ても問題ない作品となっています。
なんとも切なさが残る作品ですが、探偵と高田のやりとりなどコミカルな一面もあってサラッと見れてしまう作品です。
マリが入院中にたまたま出産予定日がマリの子供と同じで自分の子供は流産してしまったものの病気であったその子を救うのが「命を燃やすもの」であったということなのでしょうね。
また、所々作中に出てくる「ケラーオオハタ」というBARもいい味出ていました。
ちなみに探偵が裸で漁船に貼り付けにされて走るシーンはやらせ無しで撮ったシーンなので観る価値アリ。
最後のあの終わり方を見てもまだまだ探偵と高田のコンビは続くでしょうね~
- ストーリー性 ★★★☆☆
- 映像 ★★★★☆
- アクション ★★★★☆
- ヒューマン ★★★☆☆
- 総合点 ★★★☆☆(3.8点)
★5つ(5点)が最高評価