ども、アンディです。
ワーキングホリデーでオーストラリアに滞在して3ヶ月が経過。
渡豪後1、2ヶ月目は語学学校に通い、週末はサーフィンやBBQをして過ごすというスタイルでしたね。
平日の夜はほぼスーパーで買った食材で自炊。
自炊といっても米を炊いて肉を焼くくらいのもんですがね笑
しかしさすが本場のオージービーフ!!
安いのでめっちゃ助かります!!
オーストラリアでは、BBQスペースが海岸沿いの沢山の場所にあるのでいつでもどこでもBBQを楽しむことができました。
ただし、路上での飲酒は罰則があるのでそこは気をつけながらね!!
友人や近所の仲良くなったオージー達とゴールドコーストの様々な場所のサーフポイントに連れて行ってもらい、週末サーフィン楽しみましたよ。
まさに日本では経験できない事だらけ!
しかし向こうの波ははっきりいってビーチブレイクでもかなりのパワーがあるので初心者は身の丈にあったサーフィンをすることをオススメします。
その当時の私はテイクオフしてすこしアップスができるくらいのレベルでして、少し波のサイズが上がるとゲットできなかったです泣
最終的にはパドル筋もつき、そこそこの波に乗れるようにはなりましたが。
さて、そんなこんなで過ごした3ヶ月が過ぎました。
前回のワーホリ記事はこちら↓
『【オーストラリア】ワーホリ体験日記 語学学校と車とサーフィン』
オーストラリア生活4~6ヶ月目
3ヶ月が経過して、仕事もまだなく、そろそろ仕事をしないとヤバイなと思っている時に語学学校で同じクラスだった日本人の友人から電話が。
電話の内容は、2週間ファームで働きに行くんだけど一緒にどう?
という話でした。
簡単に言えば農場で働かないか?という誘い。
サーフィンしながらブラブラしていた私はすぐに行くことを決意。
ファームでピッキング
1週間後、ゴールドコーストの山の中にあるファームへ。
4畳半くらいの住居スペースをもらったのでそこが2週間の住処です。
どうやら色々な国の人達がこのファームで働いているみたいです。
ビッグマザーみたいな人がどうやらこの寮のボスのようで、そのおばちゃんから一通り説明を受けて次の日からファームでピッキング作業をすることになりました。
次の日の朝、無料のパンを食べてファームへ。
労働は朝7時から夕方5時まで。休憩はたしか昼に1時間くらいでしたかね。
私が担当したのはキャベツの収穫でした。
この仕事がかなりキツイ泣
東京ドーム何個分あるんだというくらいの広大なキャベツ畑に育っていたキャベツを前を走るトラクターにひたすらキャベツを刈り取って入れるという単純作業。
これを何時間も延々と続けます。
中腰の作業なので尚辛い。。。
1日の作業が終わった頃には足がガクガクでしたよ。。。
そしてなんとかひたすらこの作業を続けて(たしか日曜日は休みをもらった)2週間のキャベツのピッキング終了。
延長できるよと言われましたがそこは丁重にお断りしました!!
時給はたしか15ドルくらいで家賃と食費を天引きされて2週間で1300ドルぐらい手渡しでもらいました。(給料は週一でもらえる)
周りは日本人が少なくて英語のコミュニケーションがかなりできたのも収穫でしたね。
もうちょい仕事が楽ならもっと続けていたかもしれません笑
そして、ブロードビーチに戻った私はある決断をします。
オージーの家に引越し
ファームでの生活は寮生活のような感じで、右隣の部屋はフィリピン人、左隣の部屋はニュージーランド人、その隣の部屋がドイツ人など本当に様々な国に人がファームに働きにきていました。
夜になるとそれらの部屋でお互いの国の事を語ったり、自分の事を語ったりと(もちろんすべて英語)非常に有意義な日々を過ごせました。
その時、私はブロードビーチのアパートで日本人の友人と2人暮らしで会話は日本語。
私は決して勉強家ではないのでもっとネイティブな英語を習得するには英語しか話せない環境に無理矢理身を置けば英語を話さざるを得ません。
しかも、貯めていたお金が大分減ったのでなるべく安いところに住みたいという思いもあり、近所のオージー達にどこかシェアさせてくれる家はないか聞いたところ、知り合いのオージーがシェアメイトを探しているとの事。
詳しい話はそのシェアメイトを探しているというオージーに聞いたところ、ブロードビーチから車で30分ほど内陸にある1軒家で家賃が週に50ドルで1部屋貸してくれるという事なので、現地に行って見て来ました。
住んでいるのはガタイのいいオージーで見た目がイカツイですが、話してみるとすごくいい奴で家の前に広い芝生の庭があり、休日はここでBBQをやっているとの事。
もう、ここに決めました。
オーストラリアを含む外国では1つの家やマンションに複数の人間でお金を割り勘して住むいわゆるシェアハウスというものは当たり前になっているんですよね。
というわけで、1週間後にお世話になった友人のアパートに別れを告げてそのオージーの家に引越しました。
一軒家の主の名前はデーブ。約半年一緒に住みましたが年齢はお互い知らない笑
見た目とは裏腹に手料理が得意だという事で私の引越し祝いに手料理をご馳走になりました。ココナッツカレーを作ってくれたのですが、ご飯の量が半端じゃなかったです笑
こんなに食べれないよと言っても、お前なら大丈夫みたいな何の根拠もない答えが返ってくるところはさすがオージー。
かなり楽天家が多いですよ。
残してしまいましたが、美味かったです。
まあともかく、そんな感じでガチの英語生活がスタートしました。
私は昼はサーフィンと仕事探しして夜は仕事から帰ってきたデーブと談笑。
語学学校に通ったおかげもあって、日常生活の英語は大分話せるようにはなっていました。
週末の夜になると、デーブの友達が家に遊びに来たりしたので色んなオージー達と接する機会があって充実してましたね。
しかし、その反面やはり伝えたい事が100パーセント伝わらない事が多々あったのでそこはストレスを感じました。
私の英語力ではすべてを伝えるのは厳しかったなぁ泣
しかし毎日英語で話しをしているうちに英語が耳に慣れてくるようになり、こう言われたらこう返す。みたいなパターンのバリエーションは増えましたし、言っている意味もなんとなく解るようにはなりました。
まさに「習うより慣れろ」です。
1年前の自分では考えられないほど英語力は上がりましたよ確実に。
って言っても私が話すのは単語をほぼ並べただけの英語ですが笑
でも十分通じましたからね!!
そんなこんなで仕事探しして1ヶ月も経たないうちに、サーファーズパラダイスという街の求人の掲示板に「日本兵エキストラ募集!!時給20ドル」とかかれた張り紙があったのですぐに連絡してみました。
話を聞くと、近々ブリスベン近郊のロケ地でハリウッド映画の撮影があってその映画に出演する日本兵のエキストラを募集しているとの事。
撮影期間は約半年でオーディションを行ってエキストラの出演者を決めるとのことでした。
時給20ドルで半年も仕事があるならやるしかないですよこれは!!
すぐに応募して面接をして、結果は見事合格!!
2週間のブートキャンプ(軍事訓練)をしてから撮影に入るということで、まずはブートキャンプに参加。
ブートキャンプ
演技の指導かなと思ったらとんでもなかったです。私の軽い気持ちは吹き飛びました。
バスで山奥に連れていかれまずバリカンで坊主頭になり日本兵の格好をして、選ばれた日本兵エキストラ約30名が並ばされ、軍隊並の訓練が待っていました。
簡易テントが寝床で日本兵の格好をして、昼間は軍事訓練、夜は奇襲に備えて見張りをするなどの毎日5時間睡眠できればいいほどの厳しい訓練が2週間続きました。
食事は自炊で風呂はもちろんなし。
そんな訓練を2週間耐え抜き、見事完了!!厳しい訓練でしたが、耐え抜いた時の充実間はなんともいえないものでした。
これで晴れて映画のエキストラとして半年間の撮影に臨むことができます。
映画のエキストラ生活
撮影をする日は出番がなくとも待機して、出番があれば撮影開始という感じの1日でして、約12時間ほど撮影が行われました。
出番が全くない日も少なくありません。
しかし、3食のご飯つきで、待機している時間ももちろん時給に含まれます!!
さすがハリウッド!!
土日は基本休みで、ロケ地が何ヶ所かあって現地集合。
サーファーズからバスも出ていました。
夜の撮影は昼夜逆転します。
いやぁ面白かったですよ。ハリウッド映画に出られるなんて思いもしませんでしたし、(ほとんど映っていませんでしたが)映画の製作現場なんて初めての経験でしたからね。
土日はサーフィン行ったりBBQしたりしていましたね相変わらず。
日本兵エキストラの集合写真。
当時の仲間が送ってくれた貴重な画像です。
あぁ懐かしいなぁ。
こいつらは今でも頑張っていることを望みます!!!
(数名とは今でも連絡取ってます)
撮影中にパシャリ。
日本の軍隊のトラックが走り抜けるシーンでパシャリ。
これも友人の撮影。貴重な画像です。
撮影自体はハードな場面はなく、楽勝なシーンが多くいつでもきやがれって思っていたのですが、なかなか撮影シーンがこない。。。
それでも束縛されているのでお金はもらえるので撮影シーンがなくても全然大丈夫でしたね。
週に5日でTAX引かれて1200~1300ドルくらいは稼げました!!
(ワーホリビザだとTAXで30パーセントひかれる。税金です)
月に5000ドルの稼ぎがあればもう御の字です。御の字過ぎる!!
それが5ヶ月ちょい続いたのでラストの2ヶ月は有意義なものになりましたね。
オーストラリア生活4~6ヶ月目の生活はほぼエキストラの仕事をして過ごしました。
すべて日本にいたら絶対に経験できない貴重な経験でしたね。
オーストラリア ワーキングホリデーをもっと詳しく知りたい方はこちらから
続く。